仁愛大学 Jin-ai University

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自然の命

2020.06.10

こんにちは。学務課です。
今年は学生の皆さんが登学されていない静かな大学ですが、

実は毎年、キャンパス内で新しい命が生まれています。

大学のG号館(人間生活学部棟)。

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4階建ての建物の軒先に。。。

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鳥がいます。調べてみたところ「チョウゲンボウ」という野鳥だそうです。

チョウゲンボウの他にスズメもたくさん飛び回っています。

そのスズメたちが同じ軒先に巣を作って子育てをしています。

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スズメのひなです!

建物の柱の中に巣を作っているようで、親鳥が餌を取りに行っている間、ちょこちょこと愛らしい姿を見せています。

少しずつ成長して、兄弟で一緒にいるところをみかけるようになりました。

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ひながカラスに狙われることもあるのですが、このチョウゲンボウが同じ軒先にいるとカラスが寄ってこないみたいです。

ちなみにチョウゲンボウの巣もA館の屋上の軒先にありそうなのですが、見ることができません。

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巣立ちまであと少し。

無事に成長して、自然界で頑張って生き抜いて、また大学に戻ってきてくれるといいなと思います。

そして、来年はぜひ、学生の皆さんもキャンパスで、鳥たちの子育てを見守ってあげてください。

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仁愛大学大学ならびに大学院に入学された学生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
田代俊孝(たしろしゅんこう)学長より、令和2年度新入生へメッセージをお届けします。

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 新入生のみなさん入学おめでとうございます。ここ越前の里にも、確かに春がやってきました。新型コロナ感染症で、平穏な生活が奪われ、世界中の人々が苦しみ、対応に追われています。しかし、この事態が収束して、必ず春がやってくることを信じて、その対応に最善を尽くして、皆さんの教育環境を守りたいと思います。その中で、多少の不便さがありますが、ご理解をいただきたく存じます。
 さて、本学は『仏説無量寿経』の「慈恵(じえ)博く施し、仁愛兼ねて済う」ということを建学の精神にしております。平易に言えば、「互いに『いのち』を尊び、共生社会の実現を目指し(仁愛)、世を照らす灯となって、それを実践する(兼済)。」ということです。そして、それを実践された親鸞聖人の人間観を教育の根本にしております。
 ところで、先日、いのちの価値、人間の価値を問いかける大きな出来事がありました。相模原市の知的障がい者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件の判決です。事件を引き起こした被告は「意思疎通できない障がい者はいらない。安楽死させるべきだ」と一貫して主張していました。つまり、障がいをもった人は、社会の役に立たず、リスクの負担ばかり増える。だから、不要だという論理でした。裁判は事件の残虐性から死刑判決を出し、終わりにしました。しかし、この事件は、私たちに「いのち」について大きな問いかけをしています。
 被告は、人間の価値を生産性、効率性にのみ認め、「役に立つ、立たない」で人の善し悪しを計っています。
 人の価値は、役に立つ、立たないだけで測れるのでしょうか。仏教はいかなる殺生も否定します。そして、『仏説阿弥陀経』には「青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光、」と説かれています。つまり、青い色のものは青い光を、黄い色のものは黄い光を、赤い色のものは赤い光を、白い色のものは白い光を放ち、それぞれに輝いています。『仏説無量寿経』には「無有好醜の願」、つまり、好ましいも醜いもなく、「悉皆金色の願」とあります。つまり、みんな悉く金色に輝いているのです。私の価値観だけが絶対ではありません。人それぞれに、私の気づかない様々な価値、つまり輝きがあります。意思疎通のできない人にも、私たちの気づかない価値があります。私が気づけないだけなのです。
 だから、障害があってもなくても、死に近い人であろうとなかろうと、「人は存在そのものに意味がある」のです。私たちは、経済の価値観に流されて知らず知らずのうちに優生思想に陥っているのです。皆さんのご意見はいかがでしょう。今一度、いのちの価値、人間の価値について考えてください。正解はありませんが、考えることに意味があるのです。
 本学は、皆さんが、それぞれの分野の高度な専門的知識とスキルを修得するとともに、心の通った人間性を培う「ソウルメイキングキャンパス」です。「いのち」を学ぶ場です。それは、どんな職業に就こうとも、必要とされる高度な教養です。正門に「美しい世を拓く灯となるために」と書かれています。「美しい世」とは、そのような心の通った「人間性豊かな世」という意味です。
 この理念に基づいて、多文化共生事業や「地域共創センター」の事業も推進しております。特に、本年度から福井県、越前市、それに(株)福井村田製作所様の支援により、「仁愛大学ポルトガル語寄付講座」を開講いたします。これは、この地域に多いブラジルの人たちとの共生を願う事業で、産・官・学連携の新しい試みです。
 本学は地元地域との関係が密接な大学です。今後も地域のご支援をいただき、連携事業をさらに進めてまいります。
 越前市、福井県などのご協力に感謝するとともに、諸君が本学で充実したキャンパスライフを送り、立派に成長されますことと、一層ご活躍されますことを念じます。


                           令和二年四月三日
                              仁愛大学学長 田代俊孝

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こんにちは。学務課です。

2月13日(木)、令和2年度リーダー研修会が実施されました。
新学友会執行部、各サークルの新責任者・会計責任者が参加し、
課外活動にあたっての事項や予算について学びました。

新学友会執行部からは、各役員からの挨拶と学友会活動への協力の呼びかけがありました。
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各サークル責任者から自己紹介
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また、国立若狭湾青少年自然の家の方を講師に、
チームビルディング形成と自然の家の施設利用について講習が行われました。
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講習では、2、3人でグループになり、A4サイズの新聞紙を工夫してどれだけ長く切ることが出来るかに挑戦しました。
お互いに愚痴を言い合ったり楽しく話し合ったりの作業で、結果にも違いが出ることを実際に体験し、集団をまとめていく参考にしていました。

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続いて、体育会系サークルの学生たちが、AED講習会を受講し、
救命救急の処置を学びました。
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皆さん、研修会の内容を生かして、充実した学友会、課外活動を送ってください。

こんにちは。学務課です。
1月21日(火)、学友会の冬イベント「Let's go Chocoland」が
学生食堂で開催されました。
毎年行われている恒例行事で、たくさんの参加者で賑わいました。

チョコレートファウンテンの甘い香りが食堂いっぱいに広がり、
参加者は、果物やお菓子などを思い思いのチョイスで楽しんでいました。
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先生や職員の方たちも立寄ってくださいました。
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賞品をかけたゲームも行われ、盛り上がりました。
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イベントの周知や準備、当日運営にと頑張った学友会執行部の皆さん。
本当にお疲れ様でした!
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こんにちは。学務課です。

12月18日(水)・19日(木)の2日間限定で、
E号館1Fの学生ホールに「J's cafe(ジェイズ・カフェ)」が開店しました。
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「J's cafe」は、コミュニケーション学科の学生が中心となって運営しているカフェで、
今回は、クリスマスシーズンにあわせての営業となりました。
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先生と学生たち手づくりのワッフルやイチゴサンドのほか、
県内の有名ケーキ屋さんのケーキなどを、淹れたての本格コーヒーで味わうことが出来、
学生・教職員がたくさん来店して賑わいました。
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とても美味しかったです!


限定オープンということで残念ですが、
今度は餅つきなどいろいろなイベントを企画予定とのこと。
楽しみにしています!
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11月26日(火)12時半より、令和元年度仁愛大学動物供養式を衆会ホールにて行いました。本供養式は、研究・教育に貢献した実験動物の生命の尊厳に対する敬意及び感謝の念を表するため、動物実験委員会が主催して毎年開催しているものです。当日は、学長をはじめ関係教員・学生約100名の参列のもと、動物実験委員の水田敏郎教授より、「年に一度開催される動物供養式に参加することを通して、「命の重さ」について立ち返って考えることが大切である。また、普段の心掛けとして、教職員・学生共に命を使わせて頂いた実験が社会にどのように還元していけるかを意識して取り組んでほしい」との言葉が述べられました。引き続き、参列者による焼香が行われ、厳粛のうちに終了しました。

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