仁愛大学 Jin-ai University

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12月5日(木)12時30分から、令和6年度仁愛大学動物供養式を衆会ホールにて行いました。
本供養式は、研究・教育に貢献した実験動物の生命の尊厳に対する敬意及び感謝の念を表するため、
動物実験委員会が主催して毎年開催しているものです。
当日は、関係教員・代表学生約70名の参列のもと、田代学長による読経に続いて、研究のために犠牲と
なった実験動物たちに対して感謝の思いを持ちながら、焼香を上げていました。

読経と焼香が終わると田代学長より、「すべての生き物は生きるために生まれてくる。死ぬために生まれてきたのではない。だが、私たちは他の命を奪わないと生きていけない。しかし、他の命を奪うことが当たり前ではない。みなさんが動物の命を頂いてその中に自身の命の営みがあることを思ったときみなさんは手を合わせて「いただきます」という痛みの心を持っていただきたい。痛みの心を忘れた時に人間は傲慢になる。西洋の科学的な考え方からすれば、人間は万物の霊長である。霊長の意味は、人間が一番優れているという意味だが、仏教の考え方は異なる。生きとし生けるもの全てが平等の命を持っている。だからそれを殺生してはいけない。何故殺生してはいけないのかというと自分も殺生されたくないからです。だからこそ痛みの心を是非持っていただきたい。食事をするときでも手をあわせて命を「いただきます」という言葉を口にするのです。痛みの心を常にもっていただきたい。」との言葉が述べられました。

引き続き、教員代表挨拶として動物実験委員会の委員長である鳴瀬碧教授より、「実験動物の尊い命の犠牲により、研究成果が得られ、学術論文の作成や学会発表を行うことができる。また、この尊い命は学生の研究活動に寄与し、生命に対する倫理観を育てている。医学等の進歩は数多くの実験動物の犠牲の上に成り立っており、かけがえのない命に対する哀悼の意、感謝の気持ちを決して忘れてはならない。その命に報いるために、今後も動物実験規則並びに実験動物の基準理念である「3Rの原則」を遵守し、動物実験に変わり得る方法を探る「代替」、実験に供される動物を少なくする「削減」、できる限り動物に苦痛を与えない「洗練」など適正な実験動物の使用に努めていきたい。また、動物の命を元に得られた貴重な情報を、社会に貢献できる成果として発表し、還元していきたい。そして、優れた研究成果を社会に発信していくことこそが、犠牲になった動物への最大の供養になると考えている。実験動物に対し、感謝と敬意を表し、私たちの健康や福祉が動物たちの命の上に成り立っている事実を再認識して研究・教育に従事していくことを誓い、挨拶の言葉とさせていただきたい。」との挨拶が述べられました。

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12月4日(水)福井県立武生商工高等学校で商業科の先生方17名を対象に「観光ビジネス」の研修会を開催しました。
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人間学部コミュニケーション学科井上寛准教授が講師として、「観光とは何か?」「観光地化のメリットとデメリット」などたくさんの事例を挙げて説明しました。
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また、「進化する観光」として、様々な「〇〇ツーリズム」を紹介し、商業科「観光ビジネス」を担当される先生方は、とても興味深そうに聞き入っておられました。
高校の先生方にとっては、今後の授業の手がかりを掴んでいただけたのではないでしょうか。
仁愛大学では、このように観光を専門とする先生方が、講師として様々なところに出向きお話をさせていただく機会が多くあります。
観光学が新しい学問として、これから福井全体にますます広がっていくことを期待したいです。

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【12月のことば】
欲望を何かに祈っても、満たされないと知ったとき、
欲望に振り回されない世界が見えてくるのです。

<解説>
お正月には、神仏にいろいろな願い事をされたでしょう。しかし、願い事がかなわないと、ご利益の効き目がなかったと神仏に責任転嫁しているのではないでしょうか。祈ってもどうにもならなかったと知ったとき、貴方の本当の力が湧いてくるのです。本当の御利益は、神仏を利用して自分の欲望を満たそうとしているあなたのおぞましい根性が見えてくるというご利益です。

学長 田代俊孝


ソウルメイキングキャンパス
本学は「仁愛兼済」という建学の精神を高度な教養として学び、実践する"ソウルメイキングキャンパス"です。そして、それを折々に、やさしい標語にして学内各所の掲示板に掲げています。

 去る10月13日(日)、東京都千代田区の都市センターホテルにおいて、「令和6年度栄養関係功労者に対する厚生労働大臣表彰」が行われ、人間生活学部健康栄養学科 教授 池田涼子先生が「栄養士養成功労者」として表彰されました。
 これは、多年にわたり栄養士・管理栄養士養成施設の教員として、栄養士・管理栄養士の養成に特に顕著な功績があったと認められる方を表彰するものです。
池田先生、誠におめでとうございました。
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【11月のことば】
人のみならず生き物はすべて生きるために生れて来たのです。
死ぬために生れて来たのではありません。 

<解説>
ウクライナでも、イスラエルやガザでも戦争で多くの人が亡くなっています。戦争は、相手を殺すことが手柄とされます。人のみならず生き物はすべて生きるために生れて来たのです。死ぬために生れてきたのではありません。もちろん、自死を考えている人にも伝えたいです。

学長 田代俊孝


ソウルメイキングキャンパス
本学は「仁愛兼済」という建学の精神を高度な教養として学び、実践する"ソウルメイキングキャンパス"です。そして、それを折々に、やさしい標語にして学内各所の掲示板に掲げています。

11/1(金)9:00より学校推薦型選抜(公募・指定校・併設校)の出願受付を開始いたします。
出願に際しまして、ご不明な点がございましたら、入試事務局(0120-27-2363)までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
なお、今回の入試につきましては、インターネットによる出願となります。
出願手続きはこちらのページよりお願いいたします。

詳細はこちらの募集要項をご覧下さい。

【2025年度 学校推薦型選抜(公募・指定校・併設校) 試験日程】
出願期間:11/1(金)~11/5(火) ※10/28(月)から登録が可能です。
選考日:11/9(土)
試験会場:本学
合否通知日:12/3(火)

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