自衛消防訓練を行いました
2024.09.18
仁愛大学事務局です。
教職員の防災意識の向上を目的として、9月17日(火)に教職員対象の自衛防災訓練を実施しました。
今回は2024年1月1日に発生した能登半島地震における仁愛大学の対応内容についての説明や被災地にて各専門家として派遣された教員による活動報告をしていただきました。
能登町にスクールカウンセラーとして派遣された、心理学科の稲木康一郎先生
金沢市に薬剤師として派遣された健康栄養学科の鳴瀨碧先生
七尾市に栄養士会災害派遣チーム(JDA-DAT)として派遣された健康栄養学科の山本浩範先生
現場で活動された先生方の実体験をもとに、現場での過酷さ、災害時で必要とされる物資や支援についてお話しいただきました。
参加者からは、「ニュースなどでは見えてこない被災地での活動の状況などが詳しく知ることができた。」「長期化する避難の現場では、被災者の栄養についての指導の必要性を知れてよかった。」「本学の教員の専門的な分野が、被災地での支援に役立ち、活躍されていることが誇らしく思いました。」などの感想が聞かれ、防災意識を更に高めている様子でした。
また、活動報告会の後には、消防設備業者(株式会社河嶋連蔵商店様)のご協力のもと新入教職員を対象とした消火器訓練を行いました。はじめに消火器の使用方法をご説明いただき、その後、実際に水消火器を使用して訓練を実施しました。消火器を使用する際は消火器を地面においた状態で行うとミスせずに使用できることなど、操作ポイントを丁寧にご指導いただきました。
訓練にはあわせて84名の教職員が参加しました。本学では、万一の災害に備え、今後も計画的に訓練を実施していきます。