本学では、JR武生駅前から仁愛大学を結ぶ仁愛大学専用シャトルバスを運行しております。
コロナ禍が終わり学生が少しでも元気に通学できるように、また、北陸新幹線の開業を控え福井県内・越前市内が少しでも賑やかになるようにという想いを込め、"あなたが乗りたい"、"あなたが走らせたい"車両デザインを学生から募集しました（開学以来初の試みでした）。

その結果、計94作品の応募があり、学内投票及び選考を実施し、3作品のデザインを採用、本日、その表彰式と新しいデザインのバスの出発式を開催しました。

入賞は、次のとおりです。

■最優秀賞　健康栄養学科1年　山崎 帆名美さんのデザイン

（デザインコンセプト）　
『くつろぎとワクワクを共に』をコンセプトに、バスのデザインを行いました。まず、バス内でゆっくりとくつろいで欲しいという想いから、先客としてくつろいでいる猫を配置しました。そして、レトロで武生の街並みに合いつつ普段バスとして乗ることが無い色を配置し、乗ってみたい！と思えるようなデザインに仕上げました。

■優秀賞　　コミュニケーション学科2年　小林 優花さんのデザイン

（デザインコンセプト）　
4色で各学科を表しました。図形の意味は、丸は友好と調和、四角は誠実さと信頼、三角は先進性と成長です。様々な手描きの図形と、大きさや線の太さや塗りの違いで学生たちの個性を表現しました。また、バス利用者が乗りたいと思うようなデザインを意識しました。デザインの中に、四つ葉のクローバーが隠れています。ぜひ探してください。

■優秀賞　　コミュニケーション学科1年　野中 実央さんのデザイン

（デザインコンセプト）　
仁愛大学の代表的なシンボルタワーと響流を描き、建学の精神を表しました。特に色使いにこだわり、学章などに用いられている緑・青（青紫）を基調とし、それぞれの学科のカラーを加えました。そして、越前市の自然の豊かさを表現すると同時に、幸せを呼ぶといわれるコウノトリや黄色の菊を描き、皆に幸せが訪れますようにと願いを込めました。

以下、表彰式と出発式の様子を、写真でお伝えします。

【表彰式】最優秀賞の山崎さん

【学長挨拶】左から、田代学長、山崎さん、小林さん、野中さん

学長の挨拶の中で、「最優秀賞はレトロな雰囲気の落ち着いたデザインで、一般投票での得票が最も高かった作品を選定。優秀賞は、一つは仁愛大学の4学科を色と図形で表現した爽やかなデザイン、もう一つは右側面には仁愛大学の建学の精神を表すモニュメント、左側面には越前市の自然豊かさと紫式部をデザインした作品を選定。3台のバス、それぞれ違った雰囲気で、多様な作品を選定した」と総評がありました。

次に、バスの出発式として、テープカットセレモニーを行いました。

【理事長挨拶】

【テープカット】テープカットには、本学シャトルバスを運行して頂いている福井鉄道㈱社長　吉川様にも参加していただきました。ありがとうございました。（左から2番目）

式には多くの報道機関の方々に取材に来ていただきました。

【取材の様子】

最後は、デザインをした学生と教職員を乗せ、大学周辺の試走を行いました。（夏休み期間中で、学生が少なかったのは残念でした･･･。）

9/27(水)には後期ガイダンス、9/28(木)からは、いよいよ後期授業が始まります。
新しいデザインのバスで、気分も新たに、学生の皆さんの登学をお待ちしています。

素敵なデザインを考えてくれた学生の皆さん、ありがとうございました！