仁愛大学 Jin-ai University

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動物供養式を行いました

2021.12.06

11月30日(火)12時半より、令和3年度仁愛大学動物供養式を衆会ホールにて行いました。本供養式は、研究・教育に貢献した実験動物の生命の尊厳に対する敬意及び感謝の念を表するため、動物実験委員会が主催して毎年開催しているものです。
当日は、関係教員・代表学生約50名の参列のもと、田代学長より、「西洋思想では、人間は万物の霊長と言われており、人間が一番尊いという発想だが、仏教思想では、生きとし生けるものすべてが平等で皆が仏となる。ゆえに殺生をしてはいけないことになる。人間は、自分の命を維持するために、他の生き物の命を奪わなければならない宿業を背負っているが、その痛みや罪悪性を自覚し、あらゆる命を尊ぶ想いを持っていただくことが大切である」との言葉が述べられました。
引き続き、教員代表挨拶として動物実験委員長の鳴瀨碧教授より、「私たちの研究成果が実験動物のかけがえのない命の上に成り立っていることを、私たちは決して忘れてはならない。研究のために犠牲になられた多くの実験動物に対し感謝と敬意を表し、動物実験規則並びに動物実験に関する3Rの原則を順守した上で、より一層今後の研究活動に邁進し、社会に貢献できる研究成果を発表することを通して社会に還元していきたい。」との謝辞が述べられました。読経開始後に、参列者が焼香し、厳粛に式事が執り行われました。

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