カリフォルニア州立大学フラトン校での学術交流活動を報告
2015.03.26
学術交流委員会は3月25日、姉妹校の米国カリフォルニア州立大学フラトン校で本年度の交流活動を行った健康栄養学科・鳴瀬碧准教授の報告会を開きました。
「健康・スポーツをとりまく話題~日本とアメリカの共通点・相違点」をテーマに、体力づくりと栄養との関係で日米の取り組みなど興味深い話を展開しました。
会場のE301(E-Lounge)に八木秀夫副学長ら各学科から多くの先生らが参加、熱心に聞き入っていました。
鳴瀬准教授は2月23日からフラトン校を訪れ、キネシオロジー(身体運動科学)学科を訪問、現在研究中の食を含めた福井の生活習慣が若者の身体活動量、体力と骨格筋力に及ぼす影響について、英文のポスターを使いながら自身の研究成果を披露しました。
フラトン校でも類似した研究分野の研究者がいて、日米の比較研究の提案を受けるなど高い関心を集めました。
このほか福井県薬剤師会のアンチドーピング委員のメンバーで福井国体の準備にも携わっている同准教授は、わが国の競技スポーツでのドーピング陽性率は欧米の10分の1と説明、この問題に対する日米の考え方や環境の違いなどにも触れ、意義のある学術交流だったと報告しました。
これまで仁愛大との交流のあったコミュニケーション学部長のマッツ先生や本学を昨年訪れた人文・社会科学部の柴田先生とも面談するなど、フラトン校との交流を深めてきました。
報告を受け、参加者と学術交流委員会のメンバーが今後の交流の進め方などについての意見交換も行いました。
発信:学術交流委員会