仁愛大学 Jin-ai University

CAMPUSBLOG

学術交流委員会は3月15日,仁愛大学の姉妹校であるカリフォルニア州立大学フラトン校(CSUF)で学術交流を行った子ども教育学科の西出和彦准教授(派遣期間:2月19日〜2月23日)による報告会「一歩前へ」を開催しました。

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西出准教授は,コミュニケーション学部表敬訪問,アメリカンランゲージプログラム表敬訪問,生物科学科でのセミナーなどの交流活動によって大いに触発され,明快なビジョンに向かって,確かな戦略をもって,つねに一歩前へ進むことが大切であることを再認識する交流となった,と述べました。

西出准教授の報告に引き続き,質疑応答および懇親の時間が持たれました。E-Loungeで終始和気藹々した中で行われた本報告会には13名の学生・教職員の参加があり,「社会に必要とされる(社会に貢献する)存在として,問い続け,答え続け,つねに一歩前へ」という西出准教授のメッセージを受け,今後の学術交流について盛んな意見交換が行われました。


【西出准教授による報告内容は下記の通り】

2月20日(月)
「大統領の日」という祝日で,リチャード・ニクソン図書館・博物館を訪問。夜は,フラトン市姉妹都市協会の方々と会食し,交流した。

図2.png「ワシントン大統領」と

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姉妹都市協会の方々と会食

2月21日(火)
姉妹都市協会会員のDavid Krausmanさんが,チャップマン大学に勤務されているということで,大学を案内していただいた。午後はディスカバリーキューブという科学館を訪問し,夕方からそこで開催された教育研究会に参加した。

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チャップマン大学訪問

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ディスカバリーキューブ訪問

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教育研究会参加

2月22日(水)
午前中はコミュニケーション学部の表敬訪問,アメリカンランゲージプログラムの表敬訪問,午後は教育関係の授業に参加した。

図7.pngコミュニケーション学部表敬訪問

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アメリカンランゲージプログラム表敬訪問

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教育法関係の授業に参加

2月23日(木)
午前中,生物科学科を表敬訪問し,Sean Walker学科長に生物科学科の実験室や授業の様子をご紹介いただいた。生物科学科の教授陣や大学院生の方々と昼食をとった後,セミナーを開催させていただいた。教授陣や大学院生,学部学生など約20名が参加。その後,Merri Lynn Casem教授がキャンパスツアーに連れて行ってくださり,キャンパス内の植物園や広大なキャンパスを案内していただいた。

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生物科学科表敬訪問

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セミナー「マボヤ胚における左右非対称性の決定機構」

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キャンパスツアー

明快なビジョンとは,社会に必要とされる(社会に貢献できる)存在となれるよう,つねに問い続け,答え続け,それによって導き出した結論。

確かな戦略とは,何か問題があるのならば,それを自分の力で解く,つねに一歩前へ進めるという,強い意志。

そのビジョンと戦略によって,次のような2つの提言が導かれた。

その1 アメリカ合衆国の小学校,幼稚園,保育園を学生が視察し,CSUFの学生と意見交換をするという事業を立ち上げる。

その2 様々な世界で活躍している人の話を学生,教職員が聞き,触発されるセミナーを開催する。

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CSUFの圧倒的に充実した環境に触れ,多くの方々と交流する中で,自分自身の日々の教育活動,研究活動の質が問われていることを改めて認識しました。


発信:学術交流委員会

学術交流委員会です。

5月23日(月)から5月25日(水)まで、姉妹校であるカリフォルニア州立大学フラトン校(米国、以下フラトン校)より、Kristine Dennehy (クリスティーン・デネヒー)博士(歴史学科次長・教授)を本学にお迎えしました。

* * *

初日(5月23日)

デネヒー博士が本学に到着しました。工藤事務長をはじめとする事務局職員による温かい歓迎を受けた後、為沢司書の案内で附属図書館を視察しました。

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【正面玄関の飾り付けと藤井図書館職員デザインによるウェルカムボード】

2日目(5月24日)

まず、禿正宣学長への表敬訪問を行い、杉島一郎人間学部長、モーリス・スプリチャル英語教育センター長、学術交流委員会の矢橋知枝委員長、西出和彦副委員長とともに、本学との学術交流について話し合いました。

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【禿学長とデネヒー博士】

続いて、学術交流委員による各学科施設の説明、学生食堂でのランチなど、キャンパスツアーを楽しみました。

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【心理学科 心理学実験室 / 大学院 箱庭療法 / コミュニケーション学科 E館「横丁」】
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【健康栄養学科 調理実習室 / 子ども教育学科 ピアノ練習室 / 学生食堂でのランチ】

午後は、本学学生対象のコミュニケーション学科主催特別講演に続き、一般公開の特別講演"World History and the 2016 U.S. Presidential Election"(「世界の歴史と米国大統領選2016」)を学術交流委員会主催で開催しました。

スプリチャル英語教育センター長による本学とフラトン校との姉妹校提携紹介に続いて始まったこの特別講演では、アメリカが抱える移民や女性の政治参画問題が次期大統領選挙に及ぼすインパクト、デネヒー博士ご自身の来日時のエピソードや候補者へのスタンスについても言及がありました。学外からも多数の来聴者があり、時間いっぱいまで活発な議論が交わされました。

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【学術交流委員会主催特別講演の様子】

講演終了後は、本学サークルの和太鼓「仁」とよさこい「我楽」による演奏・演技を楽しみ、本学主催の懇親会に出席しました。

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【和太鼓「仁」】
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【よさこい「我楽」】

最終日(5月25日)

奈良俊幸越前市長を表敬訪問するため、矢橋委員長と西出副委員長、丸山地域共創センター次長とともに越前市役所を訪れました。今回のデネヒー博士訪問に大変関心を寄せられた奈良市長より、両大学の末永い交流への期待が述べられました。

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【デネヒー博士と奈良市長 / 福井しあわせ元気国体2018の幟の前で】

その後、仁愛大学アンテナショップ駅前サテライトへ集合したコミュニケーション学科4年生と矢橋委員長とともに、ボランティアガイド「語り部」の宮脇様の案内で、越前市まちなかツアーに参加しました。

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【駅前サテライトとまちなかツアー】

* * *

フラトン校を訪れた本学学生をホームステイで受け入れたり、授業参観に招いたりと、これまで本学との交流に積極的に関わってこられたデネヒー博士。長年の日本留学で培われた美しく流暢な日本語で、本学学生・教職員と密なコミュニケーションを取り、「仁愛大学にいるなんて夢みたい!」と旺盛な探求心を発揮された3日間でした。

最後になりましたが、今回のフラトン校教員招聘事業実施にあたり、本学教職員の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

学術交流委員会です。

5月24日(火)、本学姉妹校のカリフォルニア州立大学フラトン校(米国) よりKristine Dennehy 博士(フラトン校歴史学科次長・教授)をお招きして、特別講演
"World History and the 2016 U.S. Presidential Election"(「世界の歴史と米国大統領選2016」(英語講演 / 通訳付)を開催しました。

学生・教職員の他、一般の方も多く参加され、大変好評でした。

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学術交流委員会です。

5月24日(火)14:40よりE304(仁愛大学E館3階)にて、本学姉妹校のカリフォルニア州立大学フラトン校(米国) よりお招きしたKristine Dennehy 博士(フラトン校歴史学科次長・教授)による特別講演 "World History and the 2016 U.S. Presidential Election"(「世界の歴史と米国大統領選2016」(英語講演 / 通訳付)を開催することになりました。

講演終了後には、学生食堂にて、和太鼓「仁」・よさこい「我楽」による演技披露も行います。

学外の方の参加も歓迎いたします。講演に関するお申し込み・お問い合わせは、電話・ファックス・メールのいずれかにて、下記までお願いいたします。

【お申込み先・お問い合わせ先】

仁愛大学 総務課
〒915-8586 越前市大手町3-1-1
電話 0778-27-2010
ファクス 0778-27-1990
メール somu@jindai.ac.jp

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12月1日、学術交流委員会は、米国カリフォルニア州立大学フラトン校(姉妹校)との交流活動に関する報告会を、E-Lounge(英語教育センター)で開きました。

第1部では、海外語学研修(8週間プログラム)に参加した2名が「海外語学研修~授業&ホームステイ~」というタイトルで、American Language Program(フラトン校附属語学学校)での研修を通じて、英語力が向上しただけでなく、自立性や自己管理能力までも身に付いたなど、フラトン校ならではの経験を踏まえて話してくれました。

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また、フィールドワーク演習(国際交流)で2週間プログラムに参加した学生6名は「フィールドワーク演習(国際交流)~授業・学校訪問・交流~」と題して、フラトン校の学部・学科訪問などから気づいた日米キャンパスの相違点、体験型英語の授業で学んだこと、Japanese Culture Club(日本文化サークル)の学生や歴史学科の学生との楽しかった交流について、活き活きと語ってくれました。

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そして、第2部では、山本雅代准教授(人間学部心理学科)による報告「So Happy! 思い出した実験の楽しさと実験までのプロセス」がありました。フラトン校教員派遣事業初となる学術調査を実施してきた山本准教授。研究者ならではの視点を活かしたキャンパス紹介に加え、フラトン校心理学科で実験を行うまでの苦労話や現地での充実した時間について、ユーモアを交えながらのお話となりました。

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実は、山本准教授と学生たちがフラトン校を訪れたのは、9月の同時期。和気藹々とした雰囲気の中、それぞれの立場からフラトン校での交流活動を振り返った報告会となりました。


(発信:学術交流委員会)

学術交流委員会は3月25日、姉妹校の米国カリフォルニア州立大学フラトン校で本年度の交流活動を行った健康栄養学科・鳴瀬碧准教授の報告会を開きました。

「健康・スポーツをとりまく話題~日本とアメリカの共通点・相違点」をテーマに、体力づくりと栄養との関係で日米の取り組みなど興味深い話を展開しました。

gakujutu.jpg会場のE301(E-Lounge)に八木秀夫副学長ら各学科から多くの先生らが参加、熱心に聞き入っていました。

鳴瀬准教授は2月23日からフラトン校を訪れ、キネシオロジー(身体運動科学)学科を訪問、現在研究中の食を含めた福井の生活習慣が若者の身体活動量、体力と骨格筋力に及ぼす影響について、英文のポスターを使いながら自身の研究成果を披露しました。

フラトン校でも類似した研究分野の研究者がいて、日米の比較研究の提案を受けるなど高い関心を集めました。

このほか福井県薬剤師会のアンチドーピング委員のメンバーで福井国体の準備にも携わっている同准教授は、わが国の競技スポーツでのドーピング陽性率は欧米の10分の1と説明、この問題に対する日米の考え方や環境の違いなどにも触れ、意義のある学術交流だったと報告しました。

これまで仁愛大との交流のあったコミュニケーション学部長のマッツ先生や本学を昨年訪れた人文・社会科学部の柴田先生とも面談するなど、フラトン校との交流を深めてきました。

報告を受け、参加者と学術交流委員会のメンバーが今後の交流の進め方などについての意見交換も行いました。

発信:学術交流委員会


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