仁愛大学 Jin-ai University

大学院

臨床心理学専攻

在学生の声

  • 吉村 悠希さん
  • 大学院修士課程 2年
  • 仁愛大学 人間学部心理学科 卒業

社会人からの学び直しは、初めて自分の中からわき出た答え

偏差値で選んだ大学を卒業し、就職して1年ほど経った頃、はたと気づいたんです。今まで、自分が本当にやりたいと思って何かをしてきただろうか、と。改めて考えたとき、思い出したのは小学校時代、学校に行きづらかったことや、大学時代、専攻ではない心理学の授業や本に夢中になったことでした。そこで、今度ははっきりと自分の意志で心理学科の3年次に編入、大学院に進んだんです。最近、クライアントさんを担当するようになり、自分がいかに先入観を持っているかに気づかされます。こちらがイメージしたそのままの人なんて決していません。言葉や表情、たたずまいなど、その人が発信する情報をしっかりと受けとれる心理士を目指したいです。

  • 上村 諒子さん
  • 大学院修士課程 2024年3月卒業
  • 仁愛大学 人間学部心理学科 卒業

人の心に触れる貴重な体験が、自分自身も成長させてくれる。

学部の頃とは違い、ロールプレイでのカウンセリングもクライアントさんの存在を意識するようになります。実際に附属心理臨床センターでは1年の夏からクライアントさんを担当。その人の思いを一緒に体験している感覚で話を聴けるようになるために、知識や技術だけでなく、自分自身の人間的な経験も必要だと感じています。自分とは違うクライアント個人との出会いの中で、その人の心に触れ、深いつながりができる体験がとても貴重。そうした中で、物事を柔軟に捉えられるようになっていると感じます。将来は、医療分野で人の心の痛みに寄り添えるような心理士になれればと思っています。

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