昨年度に引き続き、今年も３月７日、８日、福井大学医学部１年生１０７名が仁愛大学人間生活学部健康栄養学科を訪問し、「地域医療早期体験プログラム」の一環として調理実習を受講しました。本学科2年生および3年生の学生が医学科の学生とともに調理実習に参加しました。実習では、慢性腎臓病の食事を、通常の調理法だけでなく、最新の遠隔調理システムも利用して作りました。試食後は、実習の振り返りとして、病院食のイメージや工夫、医師と管理栄養士が連携できることについて等、意見交換させていただきました。

医師を目指す学生と管理栄養士を目指す学生が協同で授業を受講することは、全国でも新しく画期的な取り組みになります。参加した健康栄養学科の学生は、「管理栄養士を知ってもらう貴重な機会となった」と多職種連携の必要性を実感したようです。医学科生からは、「医療における栄養管理の重要性や病院食について理解を深める貴重な機会になった」との声が寄せられました。