臨地・校外実習報告会は、臨床栄養臨地実習を終えた4年生と公衆栄養実習または給食経営管理実習を終えた3年生が参加する報告会です。臨地実習施設の実習指導者を招いて11月24日に開催しました。

管理栄養士養成施設における臨地実習（校外実習を含む）は、大学学内での講義、実習を通して培った知識や技術を病院や福祉施設、学校、保健所、事業所などの施設の現場で、実践を通して課題発見、解決をし、栄養評価・判定に基づく適切なマネジメントを行うために必要とされる専門的知識及び技術の統合を図り、知識及び技能を修得させることを目的としています。

報告会では、実習で行った内容および実習で学んだことを施設別にスライドを用いて発表しました。

実習および報告会を終えて・・ 学生の感想
〈給食の運営〉
約2000食の調理を行い、特に回転釜では大量の食材を炒めるのが大変でした。今回学んだことを活かして、管理栄養士として活躍したいです。
〈給食経営〉
介護老人保健施設にて、実際に提供されている食事の形態や多職種間での情報共有の大切さを学ばせていただきました。
〈公衆栄養〉
たくさんの貴重な経験を通して、健康福祉センターでの管理栄養士の役割を学ぶことができ、特に、母子栄養強化リーダー研修会での見学では食生活改善推進員の方との関わりを学ぶことが出来ました。管理栄養士はとても重要な役割を担っていることを改めて実感しました。
〈臨床栄養〉
認知症患者様のご家族に聞き取りをしている様子を見学させて頂きました。学校だけでは学べない貴重な経験となりました。この経験を管理栄養士として働く時に活かしたいです。

ご指導いただきました各施設の諸先生方・管理栄養士のみなさま、ご指導をいただきありがとうございました。