2023年11月28日福井の伝承料理「河和田の報恩講料理」を学びました
令和5年11月上旬、1年生が応用調理学実習で福井県鯖江市河和田地区の伝承料理を学びました。講師は、うるしの里いきいき協議会の茨田紀久子先生、田中敏江先生です。
浄土真宗の仏事「報恩講」では、ふるまい料理をだす風習があり、それらが報恩講料理と呼ばれます。鯖江市でも報恩講が行われ、料理が伝承されています。今回は、福井の伝統工芸である河和田の漆器に、報恩講料理を盛り付けました。学生1人ずつに漆器を用意いただき、漆器の扱いについても教えていただきました。八重椀を袋からだし、乾いた布巾で丁寧に拭き上げました。
料理は、白ご飯、なっと汁、揚げの煮物、豆和え、なますの5品を作りました。
「大豆を使った料理がこんなにあるとは知らなかった」「福井県の郷土料理を知らなかった。これから伝えていけるようになりたい」「漆の扱い方などを知れて、貴重な体験だった」「簡単に作れて、とても美味しい」などの感想があげられました。主催いただいた丹南農林総合事務所、丹南農業農村振興会のみなさま、ご指導いただいたうるしの里協議会さま(茨田先生、田中先生)、本当にありがとうございました。
福井テレビ、FBC放送、農業新聞などにも取材いただきました。