2020年03月31日山本浩範ゼミ
生活習慣病を主とした疾患に対する栄養管理、リンやビタミンDの代謝異常の理解、疾患における栄養代謝の変動に関することを扱います。私たちの身体では各種栄養素や薬物がどのような調節により代謝(消化・発酵・吸収・排泄)され、どのような生理作用を発揮しているのか?現在あるいは将来、私たちを取り巻く社会や環境において栄養学的に何が問題であり、何が未解明なのか?を科学的に明らかにすることを大切にしています。福井大学や福井県立大学、福井県栄養士会等と連携し、福井県における「健康長寿と疾患、心と栄養」について授業や実習、研究を通じ、科学的エビデンスに基づく栄養療法を開発し、高い専門性を有する管理栄養士の育成につなげたいとを考えています。
- 卒業研究テーマの一例
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- カルシウム・リン・ビタミンD代謝の調節(ホルモンによる栄養代謝調節の研究)
- 時間栄養学を応用した新しい食育・栄養管理(時計遺伝子による栄養代謝調節の研究)
- 腎不全時の栄養代謝異常と栄養管理(糖・脂質・骨代謝異常、動脈硬化、腎性貧血の研究)
- ライフステージ栄養学から考える実践研究(小中学生、高齢者の健康栄養管理の研究)