本年度は、仁愛大学における公認心理師カリキュラムの完成年度となります。

◆公認心理師とは
公認心理師とは、2017年施行の「公認心理師法」に基づいて認められた、日本初の臨床心理分野における国家資格です。

公認心理師になるためには、国家試験を受験し合格しなければなりません。
その国家試験を受験できる者は、①大学4年間＋大学院2年間において指定科目を履修した者、または②4年生大学で指定科目を履修した後、特定の施設で規定時間以上の実務経験がある者、となっています。

仁愛大学では、2018年度より公認心理師養成のカリキュラムを導入してきました。
今年（4年目）はその全カリキュラムが整備される完成年度となります。

◆仁愛大学における「心理実習」
そのカリキュラムの一部として、4年次を対象に「心理実習」「心理演習」「公認心理師の職責」が2021年4月から始まりました。
これらの科目は、卒業要件の単位とはなりませんが、公認心理師取得のために必要な科目となっています。

5月13日（木）には、15名の学生が「心理実習」授業の一貫として学外施設における実習に出かけました。
彼らが第1期の学生です。これから1年をかけて計9施設を訪問する予定となっています。

新型コロナウィルス感染症が流行する中にもかかわらず、実習を引き受けて下さった施設には感謝してもしきれません。
それだけに実習に出かける学生には、学外施設で多くの事をしっかり学んで来ることを期待しています。

⇒実習先へ出かける学生の写真はこちら