仁愛大学 Jin-ai University

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人間学部

コミュニケーション学科

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2025年07月07日小浜で地域の魅力を発見! 「地域研究概論」フィールドワーク

 2025年7月5日(土)、本学コミュニケーション学科の1年生を中心とする学生38名が、小浜市でフィールドワークを実施しました。本取り組みは、観光学特設コースの授業「地域研究概論」の一環として、「まちづくり小浜」の皆様のご協力のもと、観光客の視点から地域資源を体験的に学ぶことを目的として行われました。


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 小浜到着後、御食国(みけつくに)として栄えた若狭小浜の食文化を伝える「御食国若狭おばま食文化館」を見学しました。展示を通して、お雑煮や寿司の地域差、鯖街道と京都との関係など、地域の歴史と食文化のつながりについて学びました。その後は、若狭フィッシャーマンズワーフにて休憩と昼食の時間をとりました。


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 午後には、「若狭の語り部」として活動されている観光ボランティアの皆様の案内のもと、重要伝統的建造物群保存地区「小浜西組」の街並みを散策しました。身代わり猿や障子・窓の細工、三丁町の町家や古民家宿泊施設など、地域に根づいた生活の知恵と建築の工夫に学生たちは驚きと感動を覚えていました。
 

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 最後に訪れた「道の駅 若狭おばま」では、限定商品である「若狭おばまプリン」を試食しました。また、土産物の陳列や地域らしさを伝える演出に注目し、観光客へのアピール手法についても関心が寄せられていました。

帰りのバスの中で、フィールドワークを終えた学生たちからは、以下のような感想が寄せられました(抜粋)。

  • ・昔ながらの建物や障子の仕組みが面白く、地域の工夫を感じることができた。
    ・同じ福井県内に住んでいながら知らなかった文化や歴史に触れ、貴重な経験となった。
    ・実際に現地を訪れることで、小浜のまちのあたたかさや魅力を肌で感じることができた。
    ・食文化館で見たお雑煮の展示が印象に残り、それぞれの土地の違いを知ることができて興味深かった。
    ・塩をかけて食べるプリンが美味しく、新鮮な驚きがあった。人によって感じ方が異なることも興味深かった。
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     今回のフィールドワークは、学生たちにとって地域の魅力を自らの目と足で確かめる貴重な学びの機会となりました。今後もこのような実践的な取り組みを通じて、地域理解と観光への関心を深めていきたいと思います。

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