2022年5月20日（金）「公共政策」の授業に、越前市 山田賢一市長がゲスト講師として来学され、現在の越前市が抱える諸課題とその解決方針について講義されました。

授業冒頭には「課題解決のために、政策がある。」と述べられ、少子化・晩婚化による市の今後の人口減少、越前和紙や打ち刃物、町そのものなどの宝を効果的に発信することがいかに困難かといった課題を、実際に市が作成したイメージ動画を事例に説明されました。

講義は、次のようなメッセージで締めくくられました。

越前市はこれからどんどん変わっていきます。これから仕事をしていくうえで、越前市にいながらあらゆる分野で活躍できる環境になっていきます。みなさんが、ここふるさと越前市を舞台に、今後もますます光り輝き活躍されることを心から応援しています。

質疑応答では、事前に資料を読み込み、グループワークに取り組んできた学生たちから、「一定の人口を占める外国人市民には何か手当てがなされているか？」「晩婚化に対して行政はどのような対策を打っているか。」「イメージ動画では、映っている場所がどこにあるかが分かりづらいのではないか。」といった忌憚のない質問も飛んでいました。

市政運営のトップから直接授業を受け、学生には大いに刺激になったことでしょう。