今年70回を迎えるたけふ菊人形のマスコットキャラクター「きくりん」の10歳の誕生日にあたる10月13日、そのきくりんがLINEスタンプになった記者発表が行われました。多くのメディアに取材いただき、さっそく本日の福井新聞に掲載いただいております。

本プロジェクトでは、仁愛大学コミュニケーション学科の吉村ゼミがスタンプの図案と広報ツールの制作に携わりました。

越前市職員でコミュニケーション学科のOBでもある波多野翼さんがプロデューサーとなり、7月に吉村ゼミ3,4年生が合同でアイデアを練るワークショップを実施。「きくりんらしくて、みんなに愛されて使ってもらえるスタンプ」を目標に、たくさんのセリフやポーズのアイデアを出し、スタンプのもととなるスケッチを作成しました。語尾に「リン♪」をつけたり、越前市の名物をさりげなく忍ばせるといった工夫は、このとき生まれています。ワークショップのあとは、イラストを得意とする3年生の松村莉奈さんと4年生の品川千歩さんが図案のブラッシュアップを重ねていきました。

8〜9月にかけて越前市職員でイラストレーターの岩﨑かおりさんが40種類のスタンプとしてまとめ上げ、それらを紹介するチラシ・ポスターを品川さんが制作しました。

きくりんのLINEスタンプはすでにリリースされていて120円で購入できます。スタンプショップにて「きくりん 菊人形」と検索してください。売上は越前市地域公益活動推進協議会（笙ネット）にすべて寄付し、子どもの学習支援やひきこもり問題の支援に活用されることになっています。

こちらが全40種類のスタンプを紹介するポスターです。