2021年08月23日MORIoTプロジェクトをリリース! MORI(森)×IoT で地域問題解決を目指す
2021年8月20日(金)、コミュニケーション学科安彦智史准教授の研究室が、越前町の水仙畑にMORIoTを設置しました。
MORIoT(もりおと)とは、遠隔で連携しながら忌避音を出力する獣害対策機器です。
WI-SUN FANという920MHz帯を用いた屈折率が高いネットワークモジュールを用いて、山や傾斜がきつい環境でもロバストなネットワークを構築できる特徴があります。
そのため、MORI(森)で鳴るoT(音)と、MORI(森)で構築されるIoT(Internet of Things)からMORIoTと命名しました。
合同会社HirameQの小笠原わみ社長にも研究開発として参画いただき、機器は研究室の学生と一緒にPBLとして作成しました。
以下は、東京と福井で遠隔会議を行いながら機器製作ワークショップを進めているところです。
また、MORIoTに附属するセンサーとスピーカーケースは、鯖江にあるエイトセンスの小畑さんに協力を仰ぎ、何度も打ち合わせを重ねました。
越前の水仙畑への機器設置の様子です。
越前町の水仙畑では、シカによる深刻な被害がでています。
森の豊かさ(SDGs 15)を守りながら、人間と動物の生息域に境界線を引くことを目的に本プロジェクトは始まりました。
越前町に長期間機器を設置し、効果やロバストな運用に向けて実証実験を進めていきます。
以下メディアにも掲載されています。
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福井新聞
https://www.fukuishimbun.co.
日刊県民福井
https://www.chunichi.co.jp/
FBC(福井放送)
https://news.yahoo.co.jp/
丹南ケーブルテレビ
8月28日から放送
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