11月1日（金）、「異文化理解b」にて招待講義を行いました。今回、講義を担当してくださったのは、東京弁護士会・マイルストーン総合法律事務所所属弁護士の駒井知会先生です。

「異文化理解b」は、主に1年生を対象としたコミュニケーション学専門科目で、異文化理解に関する事柄について学ぶことを目的とした授業です。今回、駒井先生には、日本における難民申請および認定の現状についてのお話をしていただきました。

現場でのご経験を交えたお話は、より現実味をもって受講生の胸に響いたようです。授業終了後も、多くの受講生が残り、駒井先生に熱心に質問をしていました。

駒井先生は「立場の弱い人たちをフェアに扱えるかどうかが、社会の価値を決める。他者をどれだけ思いやれるかについて学ぶことに、学問の意義がある」と仰っています。

講義を受講した多くの学生が「今の日本、世界の現状について知ることが大事だと思いました」と感想を寄せ、学びへの意欲を示していました。

受講生にとって、学問の意義を今一度かみしめる、とても有意義な時間となったようです。駒井先生には、お忙しい中、貴重なご講義をいただき、大変にありがとうございました。