2016年05月27日コミュニケーション学科主催 デネヒー博士特別講演 "Homesick for Japan"
5月24日(火)、姉妹校フラトン校教員招聘事業の一環として、クリスティーン・デネヒー博士による本学学生対象の特別講演 "Homesick for Japan" (主催:コミュニケーション学科)を開催しました。
本講演では、デネヒー博士ご自身と日本との関係について、とても流暢な日本語に英語を交えてお話しいただきました。
デネヒー博士は、学問や仕事の選択をする際、自分は何をしたいのか、自分にとって何が心地良いのか、という観点から、常に自らの望みを明確にし、それを叶えるためにさまざまな選択をしてこられたとのこと。
人生の岐路に立ったとき、自らを知ることがいかに重要であるかというお話、また自らの希望を叶えるために努力を惜しまないデネヒー博士の生き方に、聴講した学生たちはそれぞれに多くのことを感じ、学んだようでした。
【講演要旨】
私(デネヒー博士)は、小さな頃からいろいろな言語に興味を持ち、高校3年生のときに2ヶ月間ほど日本に訪問。そこで初めて日本の文化に触れ、米国のそれとの大きな違いにカルチャーショックを受けました。
帰国してからも、日米の文化や言語の違いを深く感じるなか、「もっと日本語ができるようになりたい」と考えました。そして、大学で日本語を学び始め、言語だけではなく、経済学や歴史学など、幅広い学問を追究しました。
その後、一般企業に勤務しましたが、「もっと自分が納得できる方法で、世界に貢献することのできる仕事がしたい」という思いから、教職に就きました。