コミュニケーション学科島岡ゼミ生（新3年生）を主体とする学生有志が、2016年3月5日（土）13：30より越前市あおば町の称名寺（時宗）で行われる追悼会に参画します。

この集いは、宗派を超えた宗教者の方々が作る「terraねっと福井」が主催する行事で、今年で5年目を迎えました。5年間参画し続けている理由は、大きくわけて2つあります。

1つ目は、島岡先生が東日本大震災の被災地である茨城県生まれであり、「ボランティア元年」と後に命名される阪神・淡路大震災時（1995年）には関西にある大学生で、ボランティア経験があること。2つ目は、地域社会論（2016年度入学生より共生社会論）の講義の中で、情報社会化の進展に伴い、環境の激変時における災害復興支援ボランティアがどのように変容してきたかについて、具体的事例と経験に基づく講義が行われていることです。

当日は、被災地からのビデオレターなども上映されます。学生たちには、この行事に参画し、運営を手伝いながら、記憶の風化を目の当たりにするとともに、復興はまだまだ進んでいないことを実感し、学んでくれることを期待しています。