仁愛大学 Jin-ai University

人間学部

コミュニケーション学科

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2015年10月19日福井市殿下地区 武周神楽(ぶしゅうかぐら)フィールドワーク

10月11日(日)、島岡ゼミ3年生が、福井市武周町に伝わる神事「武周神楽(ぶしゅうかぐら)」のフィールドワークを行いました。

3年ゼミ生は、午前中に白山神社の境内で行われる舞を、午後からは集落の家々をまわりながら玄関先で舞う「村舞」を、初めて見せていただきました。

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 【境内への階段の前で】

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【村舞の様子】

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【頭をかむ所作】

午前中、白山神社にはお宮参りのご家族の姿がありました。写真にある、頭をかむ所作はご厚意で学生にもしていただきました。この所作は、村舞の際に、無病息災などを願って乳児に行うものです。玄関先でお母さんに抱っこされた小さな子どもが怖がって泣いていましたが、大きな声で泣くとよいといわれています。

ただし、殿下地区は福井市内で最も高齢化率が高く、担い手や継承の問題に直面しています。現地に赴き、神楽の衣装、笛、動き、舞の持つ意味などを民俗学の視点から見ることで、継承について深く考えることができます。地域調査ゼミのテーマの1つとして調査・研究・提案を継続していきます。

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【白山神社の鳥居前で】

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