仁愛大学 Jin-ai University

人間生活学部

健康栄養学科

実習リポート


01木谷 朱里健康栄養学科 2019年3月卒業 羽水高校出身

約3,000食の大量調理と作業の速さは桁違い!小中学校給食を担う給食施設で現場の厳しさを実感。

全部で3回ある実習のうち2回を終えましたが、衝撃を受けたのは学校給食センターの実習でした。大学でも100食の大量調理は経験していましたが、給食センターは桁違いの約3,000食 ! 下処理の作業の速さが凄すぎました。実習テーマの衛生面についても、手洗いはもちろん、大量の料理に対して細かく中心温度を測るなど温度管理が徹底されていて、現場の想像以上の厳しさを感じました。4年次夏に予定している病院か老人保健施設での臨床実習は、病気の知識も求められるいっそう難しい現場。より多くの知識を身につけて、対象者に伝わる栄養指導の手法を学んでいきます。

02鳥山 桂健康栄養学科 2018年3月卒業 大野高校出身

施設や病院によって目的や食事の意味は様々。多彩な実習を通して、その難しさと大切さを実感!

2年次は給食センターで大量調理、3年次は病院と施設で給食経営や栄養管理の臨地実習をしてきました。たとえば高齢者なら、栄養ももちろんですが食べてもらえるもの、好きなものでまず体力をつけてもらうことも大事。でも病院の場合は、治療が目的なのでそのための栄養計画が優先される。実習に行ってみるとそれぞれ違って本当に難しいと感じました。また、実際に食事の様子を見たり直接希望を聞くなど、コミュニケーションを通じてわかることも。医療用語ではなく、わかりやすい言葉で患者さんに伝えることの大切さも学んできました。

03久保 鈴音健康栄養学科 2017年3月卒業 高岡西高校出身

幅広い仕事を通じて、すべての市民の方々が健康について考えるきっかけづくりを体験。

越前市健康増進課の実習で意外だったのは、特定保健指導を受けていただくよう、市民の方々へ戸別訪問を行ったこと。健康増進に消極的な方たちに対する、ポイントを押さえた接し方を教えていただきました。また、2歳6ヵ月健診では、私たちがつくったおやつのレシピ集を配布。もっと積極的にお母さんたちに栄養についてお話ができたら良かったと思いました。堅いイメージを想像していた市役所の保健センターは、和気あいあいとして市民との距離も近く、志望の公務員職がより身近な印象に。4年次の病院実習も体調管理に気をつけて頑張ります。

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