学位授与の方針
ディプロマポリシー
コミュニケーション学科は、豊かな人間性と倫理観を身につけ、幅広い視野から物事をとらえ、人間および人間関係における具体的な問題の解決と相互理解のための意思伝達の在り方を有機的に学び、国際化・情報化社会において、豊かな表現力を有し文化の相互交流に資することができ、柔軟な発想と実践的な企画力により、地域社会や産業界のリーダーとなる人材を育成することを目的としています。そのため、コミュニケーション学科では、学則にもとづいて所定の単位を修得し、次に掲げる能力を身につけた学生に「学士(コミュニケーション学)」の学位を授与します。
- 知識・理解・技能
- ●コミュニケーションに関する知識を修得している。
- ●異文化を理解し、国際社会や地域社会を広い視野からとらえる技能を身につけている。
- ●言語スキルやその他のコミュニケーション・ツールの活用スキルを修得している。
- 思考力・判断力・表現力
- ●国際化・情報化社会において、文化の相互交流に資する豊かな表現力を有している。
- ●課題解決のための構想力と判断力を持っている。
- 関心・意欲・態度
- ●地域の文化創造・発展に向けて課題解決に主体的に取り組むことができる。
- ●地域社会や産業界のリーダーとなる意欲を持っている。
教育課程編成・実施の方針
カリキュラムポリシー
コミュニケーション学科では、豊かな人間性と倫理観、幅広い視野から物事をとらえる能力の育成のための2領域6科目群からなる「学部共通科目」と、「専門科目」として、国際化・情報化社会において、豊かな表現力を有し文化の相互交流に資する能力を育成する「基幹科目」、柔軟な発想と実践的な企画力により地域社会や産業界のリーダーとなる人材を育成するための3コースからなる「応用科目」によってカリキュラムを構成しています。
「専門科目」において、「基幹科目」は、「コミュニケーション学基礎理論」と「コミュニケーション学基礎スキル」からなる「コミュニケーション学基礎」と、「コミュニケーション学専門」の2系統3科目群によって構成され、「応用科目」は企画・マネジメント力の育成を目指す「ビジネスコース科目」と、調査・分析力を高めるための「社会・文化コース科目」、実践的英語力を養成する「国際英語コース科目」のいずれかを選択履修します。
また、中学校および高等学校教諭一種免許状(英語)を取得するための「教職特設科目」も設置しており、教員免許状を取得する場合は「応用科目」において「国際英語コース科目」を選択し、「学部共通科目」および「基幹科目」のうち免許に必要な科目とともに「教職特設科目」を履修します。
- 教育内容
- 1.学部共通科目
- 1.全学共通科目、人間学関連科目
- ○豊かな人間性と倫理観を身につけ、幅広い視野から物事をとらえ、的確な判断を下すことができる力を養います。
- 2.環境・健康科目、外国語科目、情報科目、修学基礎・キャリア形成科目
- ○大学生としての基礎的能力ならびに専門的・実際的な知識を修得し、探究的な意欲と協働的な態度を身につけます。
- 2.専門科目
- 1.基幹科目
- 「コミュニケーション学基礎」
- ●コミュニケーションに関する知識、言語やその他のコミュニケーション・ツールの活用スキルを修得し、国際社会や地域社会を広い視野からとらえる基礎力を身につけます。
- 「コミュニケーション学専門」
- ●国際化・情報化社会において文化の相互交流に資する豊かな表現力を育成し、課題解決のための構想力と判断力を身につけるための専門性を身につけます。
- 2.応用科目
- 「ビジネスコース科目」
- ●企画力・マネジメント力の向上を通して、組織・地域・社会の課題の解決に向けて主体的に取り組む力を育成します。
- 「社会・文化コース科目」
- ●現代社会・文化における諸問題に主体的に取り組み、社会調査や情報処理の技術を活用して共生社会・地方文化の構築に資する力を育成します。
- 「国際英語コース科目」
- ●異文化を理解し、国際社会や地域社会を広い視野からとらえる能力と言語スキルを身につけ、国際化社会において文化の相互交流に資する力を育成します。
- 「特別演習および卒業研究」
- ●地域の文化創造・発展に向けて課題解決に主体的に取り組む力を身につけ、地域社会や産業界のリーダーとなる意欲を育成します。
- 教育方法
- ●関連する科目において、講義・実習・演習を段階的に配置し、効果的な教育を行います。
- ●身につけたい能力・資格の目標設定を行い、課外での自己学習の推進を図っています。
- ●PBL型授業などを通じ、主体的な学びの力を高めるためにアクティブ・ラ ーニングを取り入れます。
入学者受入れの方針
アドミッションポリシー
コミュニケーション学科は、仁愛大学の建学の精神である「仁愛兼済」の仏教精神を基本において、国際化・情報化社会において、豊かな表現力を有し文化の相互交流に資することができ、柔軟な発想と実践的な企画力により、地域社会や産業界のリーダーとなる人材を育成したいと考えています。 このような考えに立ち、コミュニケーション学科は次のような人を求めます。
- 知識・理解・技能
- ●他者や自己の理解とコミュニケーション、および、思考の基本となる言語としての「国語」や「英語」における基礎的能力を身につけている。
- ●論理性や分析力を養う「数学」をはじめ「地歴・公民」「理科」など、幅広い科目における基礎的知識を修得している。
- 思考力・判断力・表現力
- ●高校時代にさまざまな学校行事や部活動、ボランティアなどに参加し、人と積極的に関わることで実際的な思考力・判断力・表現力を身につけていることが望まれる。
- 関心・意欲・態度
- ●文化や言語、立場や年齢の異なるさまざまな人々を理解し、社会や個人の問題を解決しようとする意欲がある。
- ●国際化・情報化社会で活躍できる企画・マネジメント力、調査・分析力、実践的英語力を身につけようとする意欲がある。
- ●現代社会における良好な人間関係を形成する意欲があり、人や社会に関心があり、主体性をもって多様な人々と協働して物事に対処しようとする態度を有している。