多様な現場実習で実践力を高める
仁愛女子短期大学附属幼稚園をはじめとする教育・保育施設での多様な学外実習で実践力を高め、現場を臨床的な学びの場としています。
実習指導について
- 〈事前指導〉
- 各種実習を行う前に、実習の目的や意義、取り組む内容、方法および留意事項などを理解するとともに、実習日誌の記録や指導計画の作成、実践に必要な基礎的な技能・技法についても学習する機会を設けています。
- 〈事後指導〉
- 実習終了後は、個別指導などで各自の実習の成果・課題を確認し、それをふまえて保育士や幼稚園教諭、小学校教諭についての理解を深めます。また、実習後の学習課題を明確にしていくための場でもあります。
- 介護等体験
1年次:8月〜9月/小学校教諭一種の免許取得に必須の介護等体験。本学科では1年生全員が社会福祉施設で実習をし、対人援助職の基本を学びます。
2年次:2月/盲学校・聾学校・養護学校などの特別支援学校の1日の流れを知るとともに、「人間の尊厳」と「社会連帯」への認識を深めます。
- 教育実習〈幼稚園〉
1年次:2月/仁愛女子短期大学附属幼稚園で1日の流れを知り、発達段階に応じた活動を見通すほか、手あそびなどを通して幼児を観察・理解します。
3年次:9月/幼児の心身の発達、興味や関心、生活や遊びなどへの理解を深め、幼児と関わりながら、保育の方法と技術を実践的に習得していきます。
- 保育実習〈保育所〉
2年次:8月/児童福祉施設としての保育所の社会的機能を理解するとともに、観察や関わりを通して乳幼児の発達を理解し、保育技術を習得します。
3年次:11月/2年次の実習経験をふまえ、保育全般に参加して保育技術を習得し、乳幼児や保育士の職務に対する理解を一層深めていきます。
- 保育実習〈施設〉
2年次:9月/居住型児童福祉施設等の生活に参加し、子どもへの理解を深めるとともに、保育や養護、介助などの援助活動を体験しながら学びます。
3年次:2月〜3月/居住型児童福祉施設または児童館において、子どもの個人差への理解を深め、対応方法を習得。また、援助計画を立案し、実践します。
- 教育実習〈小学校〉
4年次:6月/小学校1〜6年の児童期での実習授業の指導案を作成し、実際に授業を行いながら教科や児童の理解を深めていきます。
- 児童館実習
4年次:8月/児童館・児童センターで子どもと関わり、子どもの理解を深めるとともに遊びの指導や生活指導、児童厚生員の職務についても学びます。