2024年06月11日小学校実習レポート2024
子ども教育学科の4年生は5月から6月にかけて小学校で教育実習を行います。
実習では、児童の前に立って授業を担当させていただく研究授業という時間が何度かあります。
今回は、2年生の図画工作科の研究授業を紹介します。
この授業は、新聞紙を使って、身につけるものを制作するという内容でした。
最初に実習生がホワイトボードを使って、今日行う活動を説明します。
児童に新聞紙を配布し、思い思いに身につけるものを作ってもらいます。
考えたり、友だちに聞いたり、教え合ったりして、さまざまなものを制作していきます。
制作した後は、一人ずつ作ったものを発表していきます。
発表のやり方も説明します。
一人ひとり、順番に発表し、周囲からは「おー」「すごい」「かっこいい」などの声が聞かれます。
最後に今日の感想をタブレットに録音します。
児童たちはとても楽しんで制作を行っており、「もっとやりたい」「続きを作りたい」などの声が多く聞かれました。
今回の授業には続きがあり、次回はグループでの制作活動を予定しているそうです。
今回録音した内容を踏まえて、グループ活動に臨みます。
このような活動は幼稚園・保育所・認定こども園でも行っています。
小学2年生になると、見通しをもって取り組んだり、友だちと積極的にやりとりをしたり、教え合ったりする姿が見られ、共通した活動ではあるものの、発達の違いや子どもがこの活動から学ぶことの違いを感じることができたと思います。
この後も先生方からのご指導をいただき、今後の学修に生かして欲しいです。