2023年06月19日小学校実習レポート2023
子ども教育学科の4年生が5月から6月にかけて、4週間の小学校実習を行いました。
実習では、研究授業という児童の前に立って授業を担当させていただく機会が何度かあります。
今回は、3年生の算数科の「時こくと時間」の研究授業を紹介します。
この授業では、いくつかある時間の単位(時間、分、秒)の中の「秒」の単位を中心に教えていきます。
秒針のある時計を見せながら、「秒」という単位を紹介します。
「1分30秒は何秒?」などの「分」を「秒」に言い換える問題を出して、机間巡視をしながら児童の解答を確かめていきます。そして答えを発表!
ストップウォッチを使って、時間の長さを体感するグループワークも取り入れます。
児童たちは、ストップウォッチを見ながら、指定された時間をみんなで声を出して数えます。1分20秒は「60」の後に、「61、62・・・」と数えるグループと「1、2・・・」と新たに数えるグループがあり、1分=60秒という単位を意識できます。
最後は、「日」「月」「年」という単位を紹介し、必要に応じて時間の単位が使い分けられることを教えました。
多くの先生方に見ていただく授業ですので、実習生は緊張したと思いますが、この後の反省が重要です。
先生方から多くのご指導をいただき、今後の学修に生かして欲しいです。