2016年07月19日幼稚園・保育所見学2016
子ども教育学科の1年生が「教育実習Ⅰ(幼稚園)事前・事後指導」の授業で幼稚園・保育所見学に行きました。保育者、教育者への期待と憧れを抱き、入学して3ヶ月が過ぎました。大学の講義では、教育・保育に関する歴史、法律や施策、保育に関する様々な知識や技術などを学んでいます。今回の見学は、幼児教育・保育現場の様子を理解し、大学での講義と関連づけ、自主的な学びにつなげてもらうことを目的としています。
今回は、子どもに関わらずにしっかりと観察すること(観察実習)に徹してもらいました。関わらないことで、子どもは今何を考えているのか、保育者は何をねらいとして援助しているのかについて集中して考えることができます。学生は、子どもと関わらないということで残念そうではありましたが、よく観察してメモを取っていました。
子どもの行動、言葉、製作物、保育者の言葉かけや援助、環境設定の工夫、掲示物など見るべきところがたくさんあります。幼稚園では、保護者の方と行事(バザー)の準備をしている様子もあり、幼稚園と保護者・地域との連携の実際を見せていただくことができました。
1年生は来年の2月に初めての幼稚園実習に行く予定です。今回見学したことを新たな学びに変えて、自分の子ども観・保育観の育成や実践力の向上につなげていってほしいです。