愚禿鈔講讃 -教相判釈と真宗開顕-

本書は2019年の東本願寺安居(300年の歴史を持つ、同宗派最高の学事の道場)の本講の講本として書き下ろしで作成されたものである。親鸞の著作である『愚禿鈔』について講じたもので、同書が承元の弾圧に呼応したものであるとして成立年次について新見解示す。また、教相判釈(全仏教での浄土真宗の位置付け)や、三心(仏の心・信心)を、真・仮(真実と方便)で解釈したものとして独自の視点で領解している。