地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。
今回の公開講座は、
5月22日(木)の18時30分~20時に、B109衆会ホールにおいて、仁愛大学非常勤講師 坂東照啓先生による「はじめてのポルトガル語」というテーマで開催しました。この講座は、ブラジル人市民が多く暮らす越前市の多文化共生の推進に向け、越前市様並びに株式会社福井村田製作所様からの寄附金を活用した講座です。
最初に坂東先生は「外国人だからと言って偏見を持たないようにしなければいけません。相手の考え方をまず理解することが大切です。ブラジルの文化と日本の文化、お互いが情報共有することが多文化共生になり、とても重要なことです!」とのお話がありました。
またブラジルは、日本から最も遠い国になり、地球の反対側の位置になるので、四季(春、夏、秋、冬)や時間(朝、夜)も逆になり、やりとりをするときは時間に気を付けましょうとのことでした。
最後に先生は「ポルトガル語は、英語の知識を活用しますが、英語ほど難しくありません。相手の国と同じような発言はしなくても大丈夫です。言葉が少し訛っていても相手に通じます。独学でポルトガル語の発音を勉強すると間違っている場合が多いので、是非この講座で学びましょう!」とのお話を頂き講座を終了しました。