地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、
11月9日(木)18:30〜20:00、仁愛大学 B109 衆会ホールにおいて、コミュニケーション学科 南保 勝 特任教授による「歴史経路でたどる地域経済 ~福井県経済の現在、過去、未来を考える~(全3回)」というテーマで講座を開催しました。

最初の講座では、福井県を作り上げた歴史的、文化的側面についてお話をして頂きました。

福井県の産業はとりわけ、製造業と建設業が強い上に、1985年から2020年の製造業は、外から入ってきた企業が、地元産業の落ち込みをカバーしてきたとのお話がありました。

労働に関して、勤勉で粘り強い県民性で女性の社会参加が盛んな地域でもあり、福井県は有効求人倍率が高く、なんと全国で1位とのことです。

最後に先生から「昔は労働に関して、男性が女性を頼っていたと思います。歴史観から見て、武士の奥様が助けるために桐畑を掘って生活面を助け、そういう環境で強くなったのではないか。それが今の粘り強い県民性に繋がっているのではないか。」とお話をされ、講座を終了しました。

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