地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

 今回の公開講座は、11月2日(木)18時30分~20時、本学講義室において、仁愛大学非常勤講師 坂東照啓先生による「ブラジルの人たちとの共生に向けて -ブラジルを知る・ブラジルと日本を知る-」というテーマで開催しました。この講座は、ブラジル人市民が多く暮らす越前市の多文化共生の推進に向け、越前市様並びに株式会社福井村田製作所様からの寄附金を活用した寄附講座です。

 講座では、先生はブラジルの人たちと良好な関係を築き、共により豊かな生活が送れるよう、ブラジルの文化やブラジルと日本とのかかわりについてお話をしました。

人口減少が進む中、越前市の人口減少は定住外国人で緩和されており、人口が減少すると、経済規模も縮小も地方自治体の税収減となり、住民サービスの低下につながるとのことでした。

最後に、坂東先生から「越前市では製造業が盛んであり、それを支えているのが定住外国人でもあります。これからは、日本人市民と外国人市民の共生を進めることがとても大切です。」と、熱く語る先生のお話しに、受講者の皆さん全員が強い関心のもと、うなずきながら熱心に聴き入っていました。

 本学では引き続き、令和5年度も多文化共生の推進に向けて「ポルトガル語」をはじめとした、講座を予定しております。

皆様には、今後も本学ホームページやチラシ等でご案内させていただきますので、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

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