地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、
10月28日(土)10時30分~12時に、仁愛大学 B109 衆会ホールにおいて、
心理学科の渡辺 克徳准教授による「マインドフルネスって何だろう(6)~現代心理療法の視点から~」というテーマで講座の開催しました。

マインドフルネスは、免疫機能を高める、鎮痛作用、集中力の向上、幸福感、思いやりや人間関係を改善など、様々な効果が期待できるそうです。

初めに、先生はマインドフルネスの定義を受講者の皆さんに分かりやすく、お話をしました。

体験ができること、心が開けること、話を聞いてることなど、様々なことに気づける状態(こころが今ここにある状態)をマインドフルと呼び、意識が出来ていない、気づけない状態(こころが今ここにない状態)をマインドレスと呼ぶそうです。また現在でも、医療やビジネスなど様々な領域で注目されており、実際に3分間目を瞑ってマインドフルネス呼吸法も体験しました。

呼吸法を体験した後に先生が「目を瞑って静かにしていると雑念が入ってきたと思います。私たちは生きている限り五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)があります。これらを常に働かさないと生き残れません。静かにしているだけでも勝手に情報が入ってきます。」とお話しすると受講者も頷いており、大変貴重な経験となりました。

最後に先生からは「物事に遅い事なんてことはありません。諦めず、まずはやってみることが大切です。皆さん、今日が人生で一番若い日!(リベラルアーツ大学代表ユーチューブチャンネルの名言)」と言葉を頂き、講座を終了しました。

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