地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、宗教教育研究センター特別招待講座として
3月18日(土)13時00分~14時30分に、本学講義室において、今井雅晴 筑波大学名誉教授による「若き日の親鸞聖人と恵信尼さま」というテーマで開催しました。

この講座は、本学の『宗教教育研究センター』との連携による講座で、本学の学生に仁愛学園の建学の精神である聖徳太子の和の精神、親鸞聖人の教えに基づく人材の育成を推進するなか、地域の皆さまにも広く講座として開講したものです。

講座では今井先生に、若き日の親鸞聖人と恵信尼さまは、どのような環境の中でいかなる教育を受け、またいかに人生を進もうとされたのかについてお話をして頂きました。

先生は、親鸞聖人の出身と受けた教育、家族の雰囲気、妻である恵信尼さまの出身と教育また、家族の雰囲気をお話して下さり、恵信尼書状を例にあげ、その中の助動詞に注目され、色々な説がある中、お二人の出会いは京都であると確信されました。

最後に先生は、恵信尼さまは、離ればなれの生活をしていた親鸞聖人を「殿」と呼ばれ、尊敬されていたということを仰いました。

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