地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。　

今回の公開講座は、
12月15日(木)18時30分～20時に、仁愛大学 Ｂ109衆会ホールにおいて、心理学科 稲木康一郎教授 による「働く人のためのストレス講座②従業員のやる気を育てるために（ラインケア編：人事担当者、管理監督者向け）」というテーマで開催しました。

講座では、稲木先生より、事業における労働者の心の健康づくりのための指に針は４つのケアがあり（セルフ・ケア、ライン・ケア、産業保健スタッフ、事業場外資源）その一つのライン・ケアについて説明していただきました。

仕事をすることで仕事への不満や抑うつ、または、対人関係（セクハラ・パワハラを含む）による強いストレスなどがストレスの原因になるとのことでした。

先生は「仕事後のストレスのケアはとても大切です。5分でできる職場のストレスチェック（心の耳）も出来るので、是非活用してみましょう。また、人は適度なストレスがあると今後の発展に気づいたり気づかされたりする事でやる気にも繋がります。」とお話しされ、ストレスとの上手なつきあい方について受講者も深く聴き入っていました。