地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、宗教教育研究センターとの連携講座として
9月10日(土)13時00分~14時30分に、本学講義室において、田代 俊孝 学長による「蓮如と一休 ー後鳥羽上皇の『無常講式』をめぐってー」というテーマで開催しました。

この講座は、本学の『宗教教育研究センター』との連携による講座で、本学の学生に仁愛学園の建学の精神である聖徳太子の和の精神、親鸞聖人の教えに基づく人材の育成を推進するなか、地域の皆さまにも広く講座として開講したものです。

講座では田代先生に、蓮如と一休の宗教的交流と無常講式についてお話をして頂きました。

先生は、蓮如上人の白骨の御文にある「朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり」や一休の「骸骨」を引用して無常観について話され、私たちは死を遠ざけるのではなく「死」を見つめ、死と向き合い、受け止めることが大切であると語られました。

最後に先生から「私が生きているのも自分の力じゃない、全てご縁です。皆さんがお話を聞いて下さるのもご縁です。最後まで熱心にお聞きくださり、ありがとうございました。」と感謝の言葉をいただき講座を終了しました。

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