栄養・子ども学部 健康栄養学科
地域未来アクション
食と健康の学びは、地域の人の健康増進にも結びつきます。
授業で修得した知識とスキルを活かして、地域課題の解決にも取り組んでいます。
地元アスリートを支える
弁当開発
[福井ユナイテッドFC編]
[Story]
スポーツの競技特性や目的に合わせ、
地元アスリートの体づくりをサポートする弁当の開発。
多様なデータをもとに栄養バランスを設計し、
地元の弁当製造企業(株)すみよしと協働してプロジェクトを推進。

スポーツの競技に合った栄養バランスを追求。

新家 彩加さん
4年 / 仁愛女子高校出身
最初は、対象をアスリートに特化することが難しいと感じました。 しかし、スポーツの特性に合わせて栄養設定をしていくプロセスは、「筋力アップが必要ならたんぱく質多め」など根拠が明確にしやすく勉強になりました。 また、企業との協働についても、実販売に向けての調理方法など得るものが多かったです。普段の学びが、地元アスリート支援という形で地域支援につながったのは嬉しかったです。

現体重や体脂肪率をもとに運動量を踏まえながら、試作を繰り返して作り上げたアスリート弁当。現在、一般化に向けて研究中です(2025年12月現在)。


鳴瀨 碧教授
先生の声
食による地域活性化を、楽しんでほしい。
科学的根拠に基づいたアスリート弁当の取り組みは、地域の健康増進につながる一歩です。卒業後は地域の様々な分野で学びを活かし、食による地域活性化を楽しみながらやりがいを持って歩んでほしいと願っています。
主に身に付く力
事例Step
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アスリート弁当のコンセプト検討
目的の異なる2種類の弁当開発をスタート
「競技力向上のためのアスリートの食事」について情報収集し、勉強。結果、たんぱく質多めの「筋肉もりもり弁当」と炭水化物多めの「エネルギーチャージ弁当」の作成へ。

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蓄積されたデータをもとに献立作成
2班に分かれ、各弁当の試作を繰り返す
従来より地元スポーツ選手を支えてきた中で蓄積されたデータやスポーツ栄養の情報を参考にしながら、それぞれの弁当の献立を作成。試作を繰り返しました。

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協働企業にプレゼンテーション
コンセプトを伝え、試作品をプロに食べてもらう
「筋肉アップ」「疲労回復」という2つのコンセプトとベースとなるデータ、それに基づいた食材選択と献立について発表し、試食してもらいました。

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商品化するための課題解決提案
協働企業が2つの弁当をブラッシュアップ
2つのアスリート弁当に対し、地元弁当製造企業が、大量調理するための調理法など商品化するための課題を解決して、提案してくれました。

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地元スポーツチームに提供
弁当の資料も添えて、アスリートに実食してもらう
ブラッシュアップを経た2つのアスリート弁当を、地元サッカーチーム「福井ユナイテッドFC」へ提供。データ資料も一緒に渡しました。

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チームからの評価・報告
一人ひとりの声が今後へのアドバイス
後日、福井ユナイテッドFCからアスリート弁当についての評価を受け取りました。様々な声が参考になり、今後、さらなる改善を図っていく予定です。

医学を理解する
管理栄養士へ
[Story]
「チーム医療」を重視し、異なる領域が学べる機会を設定。“医学を理解した管理栄養士”と“栄養学を理解する医師”の育成に向け、福井大学医学部との連携授業を行っています。

福井大学医学部との連携授業で、相互の学びを。

関本 楓さん
4年 / 羽水高校出身
私たちは、福井大学医学部で解剖見学実習を体験。医学部の学生の皆さんは、本学で臨床栄養学に基づいた調理実習に参加。医師側が栄養の視点を持ち、栄養士側が人体機能の視点を持つ。 互いの学びを共有することで、より細かいコミュニケーションが可能になり、充実したケアができると実感しました。


調理実習後に意見交換を実施。異なる職種ですが、支え合えば患者さんのためになる発見や行動がたくさんあると実感。今後さらなる交流の必要性を感じました。
新幹線開業一周年に合わせた
地域ならではのお土産開発
[Story]
作りたかったのは観光客が「これぞ福井」と購入したくなる商品。あわら市の温泉旅館「グランディア芳泉」と、お土産スイーツを協働開発しました。

福井の特産品を詰め込んだ今までにないスイーツを。

佐部 一葉さん
2年 / 科学技術高校出身
身近だけれどお土産としては斬新だと感じたマカロンがスイーツのテーマに決まると、次は中に挟むクリームを2種類考案。一つはあわら市の特産品・とみつ金時とブルーベリーを素材にしました。 もう一つは福井銘菓・羽二重餅に決定。パッケージのデザインも行いました。


商品名「あわら湯けむりマカロン」。商品開発の全工程に携わったのは初体験でした。地域の食の魅力をスイーツとして表現する発想は、今後も活かしていけそうです。
