地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

 今回の公開講座は、8月23日(土)10時30分~12時に、B109衆会ホールにおいて、仁愛大学人間学部コミュニケーション学科の禿 寿講師による「なぜ決められない?行動経済学が教える賢い選択のコツ」をテーマに開催しました。

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 この講座では経済学と心理学が融合した学問「行動経済学」の観点から、よりよい意思決定の方法を学んでいただきました。

 講義は講師が受講者の皆さんに質問をしながら進められ、受講者61名は和やかな雰囲気の中、耳を傾けていました。

 禿先生は人々が共通してもつ性質「現状維持バイアス」(人は決められない状況で現状維持しようとする)を挙げ、よりよい意思決定のコツを3つ伝授しました。

 ① 自分の意思の強さに頼らず、先にルールを作って行動を決める

 ② 自分にとってより良い状態を初期設定にする

 ③ 自分の選択を後悔しない

 そして明日からできる「小さな一歩」として、通勤で通る道を変えてみる、スーパーでいつもと違う食品を選んでみる、などを紹介しました。

 受講者の皆さんからは、

 「身近な例をまじえながらお話をしてくださったので、よくわかりました」

 「長い人生の選択で"やらないよりやって後悔する"を何回か選択したのは間違いではなかったと思いました」

という声を頂きました。ご自身の人生を振り返り、講座の内容を日常生活に活かしたいという思いを持った方がいらっしゃるようでした。

 今回の講座が、「小さな一歩」を踏み出すきっかけになることを願っています。