本学と越前市は、平成19年6月に包括的連携協定を締結して以来、様々な連携・協働事業に取り組んできました。

また令和2年3月に、多文化共生社会の推進に取り組む越前市様からの要請を受け、越前市並びに(株)福井村田製作所様のご寄付のもと、越前市、(株)福井村田製作所と「仁愛大学ポルトガル語寄附講座の設置に関する協定」を締結しました。

この協定により、令和2年4月から1年生を対象とした学部共通科目である外国語科目として「ポルトガル語(第二外国語)」を設置し、多文化共生に貢献できる専門的知識の習得を図ってきました。今年度がこの協定の最終年度となることから、改めて、教育・研究内容の充実を図り、更なる多文化共生の推進を目的として、新協定書の締結を迎えました。

締結式では、田代学長が「本学は『仁愛兼済』の精神に基づいて本学の教育方針として明示しているが、まさに多文化共生は、この仁愛大学の精神にあっている。また、ポルトガル語の公開講座の受講者に対して、越前市や市国際交流協会との連携により、ブラジル人市民など外国人市民との積極的な交流を呼び掛けることで、地域における多文化共生に繋がることを期待している。越前市並びに(株)村田製作所の皆様、本当にありがとうございます。」と挨拶されました。

山田越前市長からは「今回2回目の連携協定ということであるが、これまでの多くの実績を上げて頂いております。また、市多文化共生推進プランを改定し、地域の活性化グローバル化への対応の基本方針としています。今後も大学、企業そして、行政が協力して地域の人材育成、多様な行政を進めていきたいと思っており、この協定が地域の課題解決に繋がっていただきたい。」と期待が寄せられました。

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山田越前市長(左)田代学長(中央)野村社長(右)           協定書に署名の様子        

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         締結式の様子                      挨拶の様子