地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。
今回の公開講座は、10月27日(金)18時30分〜20時、本学講義室において、子ども教育学科 伊禮三之教授 による「数理パズルで遊ぶ(全2回)」というテーマで開催しました。
講座では、伊禮先生より、ピート・ハインがハイゼンベルクの空間充填問題に関する講演から思いついた「ソーマ・キューブ」という組み木パズル、フランス革命時にパリのバスティーユ監獄に幽閉されたフランス貴族が、孤独を癒やすために考案されたといわれている最高の1人遊びの「ペグ・ソリティア」の遊び方を説明していただきました。
最初、簡単に碁石を使ったペグソリティアのルールを受講者の皆さんに伝えていました。そして受講者は、一つ一つ正方形の枠に碁石を並べた後にルールに従って始めていくと途中からうまくいかなくなり、頭を悩ましていましたが、先生から色んなヒントを頂くと皆さん不思議と出来るようになり、とても考え深い遊びとなりました。また、ペグ・ソリティアには必勝法があり、先生が丁寧に解説をすると受講者の皆さん理解がとても早く、頷きながら楽しんでおりました。
最後に先生は「皆さんなりに独自で是非考えてやってみてください。やっていくうちに、理解も深まると思いますよ。」と受講者に伝え、楽しく学べる素晴らしい講座となりました。