地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。
今回の公開講座は、
8月4日(木) 18時30分~20時00分に、仁愛大学 B109衆会ホールにおいて、心理学科 西村則昭教授による「道元禅師に学ぶマインドフルネス」というテーマで開催しました。
講座では初めに、西村先生より、日本における曹洞宗の開祖で鎌倉時代初期の禅僧である道元禅師やマインドフルネスとは何かについて説明していただきました。
マインドフルネスとは、今この瞬間、自分が存在しているこの場所に感覚・意識を集中することであるとお話をいただきました。道元禅師に学ぶということは、自己を探究することであり、自己を探究するということは自己から離れると仰っておられました。
そして、受講者の皆さんも実際にマインドフルネス瞑想を3回体験しました。吐く息を意識してゆっくり吐き、自分の心を落ち着かせて先生が鳴らすおりんの音をどこまでも追っていくことをイメージしながら、心を整えていました。