本学はこの度、越前市、丹南地域の5市町で構成する福井県丹南広域組合のそれぞれと「SDGsの推進に関する包括連携協定」を締結しました。
仁愛大学では、2018年度に日本政府公認の国連SDGs推進ロゴの使用承認を受け外務省HPにリンクするとともに福井県SDGsパートナーに登録する中、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現を目指し、全学挙げてSDGs教育の推進や普及啓発に取り組んでいます。また昨年、本学学生10名が、地域や国際社会の課題解決に活動するものに与えられる資格「SDGsアクター」を取得しました。
越前市とは、平成19年に包括連携協定を締結し今日まで、ポルトガル語の第二外国語化や公開講座の開講等の多文化共生をはじめ中心市街地の活性化等、様々な取組みを連携し推進してきているところです。
丹南広域組合とは、現在、本学学生が参画する中、ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を活用して、同組合にインターンシップ中の本学4年のバーチャル職員『丹南ともみ』さんが「たんなん島」を開拓、丹南地域の知名度向上に向け奮闘中です。
 締結式では、田代学長が「本学の建学の精神『仁愛兼済』は、平易に言えば"誰も置き去りにしない"という意味でSDGsの精神と重なる。多文化共生やジェンダーの問題等々、今回の協定を機に更なる連携のもと積極的に推進していきたい。そのことが本学学生の教育にも大きな効果をもたらす。」と挨拶されました。当組合管理者でもある奈良越前市長からは、これまでの連携に感謝されるとともに、学生には越前市や丹南地域をフィールドに、市や組合職員と一緒になって地域の課題解決に頑張っていただきたいと期待が寄せられました。

越前市 記念写真 .jpg     組合 記念写真.jpg

     越前市と仁愛大学との               福井県丹南広域組合と仁愛大学との

「SDGsの推進に関する連携協定締結式」        「SDGsの推進に関する包括連携協定締結式」

   奈良越前市長(右)と田代学長              奈良管理者(右)と田代学長

全景.jpg

       締結式の様子

   本学学生2名も出席(左後列)

※SDGsとは、国連加盟国が持続可能な社会に向けて2030年までに掲げた目標のことで、17の目標とその下に169のターゲットが設定されています。