学生の皆さんへ

仁愛大学　学長　田代　俊孝

仁愛大学におけるChat GPT等生成系AIの活用に係る基本方針

●基本的な考え方

　生成系AIは、生産性や創造性を高めるツールとして、これを教育活動に有効に活用し、教育効果を向上させることが期待されます。一方で、活用に当たっては倫理的・法的な課題を有することから、安易な活用にならないための一定の制限もしくは慎重さも必要です。
本学は、高等教育の質の向上並びに学生の学びの活性化のために、生成系AIの適切かつ有効な活用方法について、新しい技術への対応も視野に入れつつ、引き続き検討を重ねていきます。

●生成系AIを活用するにあたっての留意点
　本学は、生成系AIを慎重かつ適切に活用することを望んでいます。学生の皆さんが授業や研究等で活用するにあたっては、以下に示すことに留意するとともに、授業担当教員の指示にしたがい、自らの学修の成果を高めるように活用してください。
《留意点》
（1）情報や内容の信ぴょう性を確認する。
（2）誹謗中傷やプライバシーの侵害に当たらないことを確認する。
（3）差別的・攻撃的な表現ではないことを確認する。
（4）個人情報の流出に当たらないことを確認する。
（5）生成系AIの成果物をそのままレポートや卒業研究等に使うことは著作権侵害や剽窃等の不正行為に当たる可能性があることを意識する。
（6）生成系AIを使用して作成した文章には作成者が全責任を負うものであることを認識する。