地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、越前市生涯学習センター連携講座として
8月28日(水) 18時30分~20時00分、仁愛大学 B109 衆会ホールにおいて、本学客員教授 加藤義治先生による「外務公務員の仕事~私の経験から~ ①外務省本省の仕事」というテーマで開催しました。

加藤義治先生は、長年にわたり外務省職員として外交業務に携わるなか、4か国に勤務、初代駐モーリシャス特命全権大使などを務められた方です。

講座では、加藤先生より、外務省に勤務する公務員の仕事の一つ、外務省本省について語っていただきました。

外務本省には、約2900人の職員が勤務、在外公館(大使館、総領事館、政府代表部)に、全部で約3600名の職員が勤務してるとのお話がありました。

また、業務には「日本と世界の平和のための業務」、「ODAと地球社会のための業務」、「日本経済の成長と豊かな世界に向けた業務」、「相互理解を深めるための業務」、「海外にいる日本人のための業務」があるとのお話でした。

特に、お互いの文化を知ってもらう、お互いの理解を深める意味で「相互理解を深めるための業務」は大切とのことでした。

最後に先生は「信頼される外務省員として、常に国益を考えて、歴史的視点と世界的視野に立って外交し、また、外交官として、能力を不断に磨いて、使命感を持って行動することが大切です。」と、写真をもとに経験談を語られる先生のお話に、参加いただいた皆さんも興味深く聴き入っていました。

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