地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、越前市生涯学習センター連携講座として
9月6日(水) 18時30分～19時30分、仁愛大学 B109 衆会ホールにおいて、本学客員教授 加藤義治先生による「マレーシア～日本の高等教育分野の協力～」というテーマで開催しました。

加藤義治先生は、長年にわたり外務省職員として外交業務に携わるなか、４か国に勤務、初代駐モーリシャス特命全権大使などを務められた方です。

講座では、加藤先生より、マレーシアの人材育成及びその協力の概要について語っていただきました。

先生の話では、マレーシアは、年間を通じて温暖な気候で地震や台風などの自然災害が少ない国であるとお話があり、また、マレーシア人は温厚で友好的な国民であるとのことでした。

基本的にはマレー語でのお話をするが、英語も広く通用されているので英語でも話が分かるとの話もありました。

他にも物価水準が安く（日本の約三分の一）で医療水準が高いことから日本人に対してMM2Hプログラム（マレーシアに日本人も生活してみませんかというプログラム）があるとのことでした。

また、マレーシアに2024年９月に日本の大学を分校で設置し、開校する（初の試み）とのことで日本人が出入りすることにより日本もマレーシアもどちらもアピールできるというお話に受講者の皆さんも興味深く聴き入っていました。

最後に先生は「是非、みなさんもマレーシアに行ってみてはどうでしょうか！」とお話をしてくださり講座を終了しました。