仁愛大学 Jin-ai University

就職・キャリア支援

卒業生の声

仁愛×プロフェッショナル

人間生活学部 健康栄養学科

病 院

医療法人穂仁会 大滝病院

福井の人々の食と健康を守る県内唯一の管理栄養士養成施設に期待。

自己研鑽を続ける姿勢が、いい刺激に。

川中/三木さんは入職してすぐに病院全体のアイドルになっていたのよね。かわいいだけじゃなくて仕事ぶりもしっかりしていると評判よ。
三木/とんでもない。カンファレンスでは医療用語が猛スピードで飛び交うので、最初は理解が追いつかず記録用紙すら書けませんでした。今も必死です。
川中/でも本当に三木さんから教わることも多いの。健康や栄養に関する情報は日々変化しているから、私と三木さんでは学生時代に学んだ内容が異なる部分もあるのよね。大学で学んだ最新の知識を教えてもらえるのはありがたいです。入職後も研修会に積極的に参加して情報を共有してくれるしね。
三木/栄養部の皆さんに伝えるためにレジュメを分かりやすく書いたり、先輩から質問されて自分の中で消化し切れていなかったことを整理して考えたり、情報を共有することもいい勉強になるんです。
川中/そういう姿勢を見て「自分も頑張らないと」と刺激を受けています。幅広い業務をこなしながら常にアンテナを張り続けるって大変なことだけどね。
三木/大変ですね。でも、当院では患者さん一人一人と向き合うことができて、元気になっていく姿を間近で見られる。それがうれしくて頑張れています。

地元の大学出身というのも安心感に。

川中/管理栄養士の仕事は医師、看護師、介護職など多職種とやりとりしなければいけないけれど、三木さんは話しやすいし受け答えもしっかりしているから、みんな三木さんをプロとして認めて意見を求めるようになっているわね。
三木/今は最終判断を先輩に任せていますが、もっと知識を身につけ、自分の判断で責任を持って発言できるようになりたいです。
川中/そうね。チームリーダーになれる人材だと思っているので、上を目指して頑張って。三木さんは学生時代から勉強熱心だったの?
三木/勉強ばかりの日々でしたね。とにかく覚えるべきことが多いし、実験も多くて夜遅くまで大学に残っていました。でも今は文字として暗記していたことが現場で実感をともなった理解に変わっていくので、やりがいがあります。
川中/仁愛大学は真面目な学生さんが多いという印象。かつて福井には管理栄養士養成施設がなかったので、仁愛大学ができて採用しやすくなりました。地元就職率が高く、長く続けてもらえるという安心感もあるわね。
三木/大学4年間あれだけの努力を重ねて憧れの管理栄養士になったのだから、ずっと続けていきたいと思っています。

人間生活学部 子ども教育学科

保育所

社会福祉法人どろっぷす あさひ保育所

大学で学んだ技・知識を駆使しつつ、先輩を真似て吸収して自分のものに。

サークルでの経験も、今に活きている。

清水/苅部さんは勉強熱心だし、頼りにしているのよ。学生時代につくった小道具も活用しながら、うまく子どもを惹きつけているなと感心しています。
苅部/大学の授業では手あそびや絵本などすぐに使える技術をたくさん教わったので、今に役立っています。それにサークルでの経験も大きいと思います。地域の図書館に出向いて絵本の読み聞かせをしていたんです。
清水/そういう場だったら、対象が定めにくい状態でしょう?
苅部/はい。だからいろんな年齢の子どもを想定をして臨機応変に対応するという経験を積めました。でもやっぱり、仕事に就いてから先輩方を見て学ぶことが多いです。
清水/先輩のやり方をよく見て、自分のものにしていっているよね。
苅部/でも、真似てみても同じようにはできないことも多いです。清水先生は声だけで子どもを惹きつけられるんですよね。声の高低、ボリューム、間合いだけでなく、もっと本質的な違いがあるような気がしています。
清水/人それぞれのキャラクターもあるからね。今はいろんな先生を見て、どんどん吸収して引き出しをいっぱいにしていく時期かな。その中で、だんだん、自分らしいやり方ができるようになっていくんだと思う。

卒園後の連続性も意識して子どもを見守る。

清水/一緒に働く仲間に望むのは子どもが好き、いつも笑顔、そして真面目ということ。苅部さんはすべて当てはまるわね。この園に来てくれてありがとう。
苅部/見学に来たときに、子どもが主体となっていきいきと楽しんでいる姿がとても印象的で、先生方の子どもとの向き合い方に共感したんです。
清水/将来、こんな先生になりたいという目標はある?
苅部/子どもが「保育所で過ごすのが楽しい」と思える、そんな環境を整えられるようになりたいと思っています。そして、年長クラスの園児を送り出すときに「保育士になりたい」と言ってもらえたらうれしいです。
清水/4月には親御さんと別れるのが寂しくて泣いてばかりいた子が、園が大好きになって笑顔で遊ぶようになり、卒園したら立派な一年生になって。そうやって子どもの成長を見守れるのは、この仕事ならではの魅力だと思うわ。
苅部/ここは小学校が隣にあるので、送り出して終わりじゃないのもいいですね。大学でも保幼小連携について学びましたが、こうして見守り続けられるのは、理想的な環境。今も卒園生との交流が続いています。「ここに来ればいつでも会えて、なんだか安心できる」そんな存在になれたらうれしいです。

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