栄養・子ども学部子ども教育学科
私は4人きょうだいの一番上ということもあり、小さい頃から子どもと関わる仕事がしたいと思っていました。幼児期は人生の基盤づくりとも言われているので、一緒になって基礎を身につけていくような関わりがしたいという思いもあります。そんな中、今はゼミで指導教員としてお世話になっている先生の講義で、子どもへの肯定的な関わりの重要性に触れる機会がありました。私が理想と考えていた保育のイメージに近かったので、気になって調べるうちに、もっと知りたくなって、「質の高い保育」を卒論の大きなテーマに。現在、子どもを否定せず、その感性に共感したり成長を楽しみながら支えたりする方法を探っています。
ゼミの同期には、障害児の支援や子どもの性格形成などをテーマにしている学生もいて、お互いに研究の進捗を報告しあう中で、刺激を受けています。私は文献レビューをしたり、今後行うインタビューの質問を練ったりしているのですが、他のゼミ生からの質問に答えたりするうちに、だんだんと考えが深まってきたのを感じます。これまで実習に行った園の先生にご協力いただき、1回目のインタビューも行うことができました。実習中には「こんな関わり方があるんだ」と新しい発見があり、ゼミでも報告することで目標がさらに明確になりました。こうした専門的な学びを、現場に出てからの実践につなげていきたいと考えています。
…など