ビジネスコミュニケーション学部ビジネスコミュニケーション学科
「世界中どこにいたって話ができる」「社会に直接自分の声をあげられる」…そんなつながりがあたりまえの今。
社会にはさらに大きな変化が起こり、コミュニケーションもスピードを上げて進化を遂げています。
でも、そういう時代だからこそ、互いの違いを認め、多角的・客観的にコミュニケーションを捉える視点が求められています。
誰に対して、何を、どんな方法で伝えるのか?
コミュニケーション学は、これからの社会を大きな視野で見通す、鍵を握る学問なのです。
経済や経営の仕組みを理解し、課題の発見・共有・解決能力を身に付けることで、地域の活性化に貢献する人材を養成します。
観光学を地域活性化の手段として活かすため、地域に存在する様々な資源を観光の側面から掘り起こし、地域および産業の活性化に結び付けることのできる人材を養成します。
地域の問題解決と価値向上に主体的に取り組み、コミュニティの自立的な改善機能を高め、地域の持続的発展に向け貢献できる人材を養成します。
調査・分析力を身に付け「社会調査士」資格を取得。
地元グローバル企業や観光産業で役立つ実践的英語力。
コミュニケーション学とは、人と人、人と社会とのコミュニケーションを、あらゆる視点から学術的見地を持って研究する学問。互いの価値観を認め合い尊重しながら、考察力とアイデアをもって社会の課題を解決する実践的な学びです。その学びは、大学から社会へ出ても途切れることはありません。企業や地域、世界へとどんなに舞台が広がっても、自ら課題を見つけ、行動し、解決していく力が必要とされるからです。
言い換えれば、コミュニケーション学の学びは大学という枠組みに留まらず、社会の大きな課題や目標に向けた取り組みともいえるでしょう。2030年までの国際社会の目標であるSDGsも、コミュニケーション学を通して見ると、どこかの誰かが取り組む他人ごとではなく、すべてが自分ごとになってくるはず。世界と関わり、自分の視点を社会に届ける…。コミュニケーション学にはそんな力があるのです。
遠い国で起きているできごとも、日本で暮らす私たちと決して無関係ではありません。関心がないから無関係に見えるだけ。深く考察していくと、私たちの日々の暮らしに大きな影響を与えていることばかりです。社会の課題を解決していくには、世界や地球というグローバルな視点はもちろん、それを地域や自分の生活に落とし込んで考え、行動する力が求められます。
当事者意識とは、自分ならどうなのか、という視点を持つことです。どんな課題も、『誰かのため』は『自分のため』。いつか自分がその立場に立ったとき、今の取り組みは本当に役に立つだろうか?そうした視点を意識しながら課題に向き合うことが大切です。
年齢や性別はもちろん、国や地域、育った環境によって人はみんな違います。価値観や文化が違うからといってわかり合う努力をやめるのではなく、いかに互いを認め合い、より高い成果を生み出すか。本当の意味でのコミュニケーション力が問われます。