栄養・子ども学部子ども教育学科

4年制大学で学ぶメリット①適性と進路選択

本当にやりたいことを見つけ諦めずに進む勇気を得た大学生活。

子ども教育学科4年
(2024年度取材)
齋藤 倫輝
  • まさか自分が子どもを支援する道に!?

    子ども教育学科に進学したのは、出身高校の卒業生に、人の支援に携わる道へ進んだ先輩がいたことを知ったのがきっかけです。「そういう選択肢もあったのか!」と、本当は何がしたいのかを真剣に考え、親を説得して方向転換しました。大学での保育や教育に関する学びはすべてが新鮮で、毎日が発見の連続です。外部講師の先生の授業で、事情があって両親と暮らせない子どもが暮らす児童養護施設について教わったことをきっかけに興味を持ち、現在アルバイトもしています。保育士資格取得のための施設実習でも、児童養護施設に行けたことが大きな学びとなり、将来的には児童養護施設で子どもの支援がしたいという思いが強くなりました。

  • 学んだすべてを子どもの支援に活かしたい

    児童養護施設には、3歳から18歳までの子どもが入所しているので、現在取得を目指している幼稚園教諭、保育士、小学校教諭、すべての資格や免許のための勉強が役に立ちます。加えて、児童養護施設で保護者の相談や支援も行う家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)になるには、社会福祉士の資格も必要だとわかりました。大学卒業後に専門学校へ1年通うことも計画しています。子ども教育学科で進路の選択肢が広がり、そこから絞っていく経験をできたことは、感謝しかありません。子どもたちの選択肢を増やす援助者になれるよう、残りの大学生活でも学んでいきます。

ここに注目!

「架け橋プログラム」とは?

「架け橋期」という言葉を聞いたことがありますか? 子どもたちが、幼稚園や保育所などから小学校へと大きな環境変化を経験する時期のことです。この、主に5歳から小学校1年生にかけての2年間、子どもたちが環境変化につまずくことなく、円滑に移行できるようにする取り組みが近年重要視されており、これを「架け橋プログラム」と呼びます。保育・幼児教育と小学校教育とを連続して見渡す力がこれまで以上に求められるようになっています。

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