栄養・子ども学部子ども教育学科
卒業と同時に、保育士資格、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、児童厚生一級指導員などの免許・資格が得られる学部を用意している4年制大学では、子どもの教育や支援のスペシャリストになるための、幅広い知識と技術、高い専門性を身につけられることがメリットです。
現場に出てから求められる臨機応変な対応力や人間力も磨くことができるでしょう。
自分にどんな適性があるのか最初は分からなくても、幅広く専門分野を学んでいく中で気づいていく先輩はたくさんいます。子どものスペシャリストは、いわゆる“先生”だけでなく、保育士の資格を活かして障がい者福祉の道を選ぶ人も。視野を広く持っておくことが4年間の学びのポイントと言えるでしょう。
子どもを「教える・育てる・支える」ための免許・資格取得をめざすうえで、大切な学びの場の一つが実習です。4年制大学では、たとえば子どもの教育や福祉に関する複数の免許・資格を取る場合、最大17週間の実習時間が確保されています。事前・事後指導に十分な時間を充てているのも、4年制大学の特徴です。
3年次から、子どもの教育や福祉に関して、興味のある専門分野の先生について学びを深めていきます。文献研究もあれば、フィールドに出て親子向けの実践を行うなど、スタイルはさまざま。それらの体験や、卒業研究をまとめあげる技術、切磋琢磨した仲間も、将来活躍するための大切な基盤となるでしょう。
目標が定まったら、すぐに始めたいのが教員採用試験や公務員試験対策です。4年制大学では1年次から少しずつ計画的に勉強できるメリットがあります。大学側でもガイダンスや対策講座を行なっていますので、それらを利用すれば、実習や卒業研究に精一杯で試験対策が十分にできなかった、などということも防げます。