栄養・子ども学部健康栄養学科
管理栄養士や栄養教諭になりたいけれど、どうすればいいのかな?準備しておくことは?
そもそも、自分は管理栄養士になれるのかな?
そんな皆さんの疑問や不安を解消できるよう、Q&Aを用意しました。
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A栄養士養成施設もしくは管理栄養士養成施設を卒業し、国家試験に合格することが必要です。修業年限が2年の栄養士養成施設(短期大学や専門学校)の場合、栄養士免許を取得後、栄養士として3年以上の実務経験を積めば、管理栄養士の国家試験の受験資格を得ることができますが、12月の国家試験願書提出時に栄養士として3年以上の実務経験が必要であり、入学から最短でも6年間を要します。一方修業年限4年の管理栄養士養成施設の場合は、卒業と同時に管理栄養士の国家試験の受験資格が得られます。
A栄養教諭になるには、まずは管理栄養士または栄養士の免許が必要です。管理栄養士または栄養士の免許を得る方法については、Q1の回答のとおりです。それに加え、栄養教諭免許状取得に必要な教職科目の単位を修得する必要があります。目指す大学などに、栄養教諭の教職課程があるかどうか調べてみましょう(短期大学と4年制大学では取得できる免許状の区分が異なります)。単位を取得し卒業すると、栄養教諭の免許が取れますが、実際に栄養教諭として働くには、自治体の教員採用試験を受けて合格する必要があります。
A理系科目を修得していることは必須ではありませんが、受験に理系科目が指定されている大学や養成校もあるので、まずはそこをチェック。さらに、入試をクリアしても、実際の授業では、栄養学や人体の仕組みなど、理系の科目は避けて通れません。ただ、理系科目が苦手だからといって諦める必要はありません。それまで理系の科目を勉強していなかったり、苦手という学生向けに、授業や対策講座を開講している学校もありますので、調べてみましょう。
A栄養士や管理栄養士の仕事は、調理がメインではありません。しかし、栄養をバランスよく、吸収しやすい形で摂るための料理法を学ぶことも必要です。就職先によっては、採用後、最初の数年は調理がメインの現場に配属されることも。でも心配はいりません。栄養士や管理栄養士の養成施設では、調理スキルを学ぶ授業がカリキュラムに組み込まれていますので、基本をしっかり練習することで上達していきます。